１、８→３、５、６ (18点)
母母がＪＲＡＧⅠ馬の妹で笠松４勝の兄ワイドサンデーが早熟。父バクシンオーのアポロアカトンボはスタート五分で天性のスピードが生きてくる。時計の出やすい馬場だった能試時計はすべての馬に割り引く必要がありそうだが、しっかりした血統背景はなにより魅力的。母は道営11戦目で初勝利でもキャプテンコージは、抜群の内容だった能試にスケールの大きさを感じさせた。ムチ１発で突き抜けた瞬発力。２歳戦でとりこぼし連発の鞍上だけが不安材料。アイコマミルミルは大井で馴染みの早熟血統で２歳戦こそが活躍の舞台だろう。現実にアポロに先着した好時計の能試が仕上がりの良さの証。マルヨケーティングは能試の経験が生きるかどうか。あえて砂を被せた際に一瞬ひるんで口向き悪くなったが、持ったままで再び伸びた勝負根性に資質の高さがうかがえた。地味な血統で兄弟は叩き良化型のバイオレットジェル、クロエチャンは追い切り後の変わり身次第。