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11、9、4、13、3 11、9→4、13、3、12 (24点) 11、4→13、3、12 (18点) 11、13→3 (6点) 11−9、4、13、3− 9、4、13、3、12、15、1 (18点) 基本的にラチ沿いの折り合いが好走パターンになっている馬場状態。時計が出やすい前残り競馬で1分39秒前後の決着が濃厚になった。スピードはもちろん、自在性が求められる極限のレースではやはり重賞実績が重みになる。 クレイアートビュンは休みらしい休みもなく、23戦連続して重賞挑戦のタフネスぶり。勝てないながらもとにかく大きく崩れない安定感に特長がある。JRA交流を除くと掲示板を外したのがわずか2度目だけ。ひとつは0秒5の着差、もうひとつは大井下手なJRA騎手が乗って自滅の内容で、馬券的にはパーフェクトに近い実績を残してきた。千四〜二千六までこなす距離万能型、流れに左右されない自在性。大井千六は重賞勝ちを含めた(3210)も納得できる。前走より1キロ減の57キロなら時計勝負でスピード負けもない。 ボンネビルレコードは出戻り南関東でもうひと花のムード。前走は振り返れば以前のこの馬の好走パターンである細く映る馬体だった。時計が出やすい馬場としても破格の2分3秒台。スマートファルコンには楽に先着、2着カネヒキリには上がり時計で上回れば最盛期の状態に近づいていることは確かだろう。内千六も意外な良績。4年前のこのレース以来の大井千六になるが、直線だけでほぼ最後方から直一気の差し切り勝ちは強烈なインパクトがあった。1分38秒7、上がり37秒3は馬場差から単純に比較できないが、ある程度割り引いても破格時計に変わりない。これ以上の馬体減で黄色信号。 シャレーストーンは思った以上に早い復活となった。前走は前残りが当然のスローペースで、もうワンパンチほしいレース内容をどう受け取るか。掛かるぐらいの気性で千六前後がベストに間違いないが、不安定なスタートがそのまま結果に直結するムラ馬としてのイメージは強まっている。京浜盃、羽田盃連続2着の底力は五分に出ることが絶対条件。 底力勝負になってグレイトセイヴィアの出番。決して低くない距離適性で、4走前は3着馬に0秒2差にも表れている。前々走は直線勝負に賭けて前残り競馬を0秒6差。前走は4角で前が壁にならなければもっと際どいレースになっているほど体調はいい。最近2戦の千二は59秒台。千六でも同じようなラップを刻む速い流れが確実なメンバーになって磨きのかかった瞬発力を信頼。 大外枠を引いてハナが絶望的、意外にハンデを背負うディアーウィッシュ。重賞とは思えぬ前走だけで評価を上げられない。極度の不振だったヴァイタルシーズ程度が残れる流れなら当然の逃げ切り勝ちということ。工夫が必要な乗り方となって真価を問う。カキツバタロイヤルは南関東の重賞未経験だけが減点材料だが、仮にも東海重賞2勝馬。転入後はすべて馬券に絡んでいる安定感が強みでどこまで抵抗できるか。右回り千六は悪くない。
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