しんがり負けの前々走が嫌われたダイワカレンだが、転入初戦の前走で南関東もうひと花を予感させる強さを示した。24キロ減はむしろ馬体良化の気配。外からマクられても動じない精神面の強さと、追い比べから並ばれてもうひと伸びした瞬発力の凄さに器の違いを感じさせる。行く気になればハナも切れるテンのスピードなら、大きく崩れることはない。ＪＲＡデビューは二千を快勝。秘めた能力はＣ１卒業レベルだがアーノルドツヨシ、トオノボーイは今開催の馬場で致命的なズブさ。ムラなスタートでブライアンズコンガも最近の戦績を額面どおりに受け取れない。距離克服がカギとなるアポロプログラム、ネイルセンプー。仕上がりがすべてのライトレジーナは仕上がり優先。試験で大幅な馬体減となったアドマイヤワンダは体調の悪さを懸念。大井で資質の高さを示している鞍上配置のアタゴヘイローが不気味。