格上の意地。6歳後半にして再びピークの状態に近づいてきたロイヤルボスは、57キロなら主役として扱える。サンタアニタT惨敗でイメージ悪化したが、アフター5スター賞は先日重賞勝ちしたナイキマドリードに3キロ増の酷量で0秒2差。前走も3着馬に0秒1差など重賞で上位常連の実力馬が復活すれば、低調な相手のオープン特別で崩れる姿は浮かばない。サザンクロスラリーは今開催の馬場が理想どおり。強力な逃げ馬がハナを切れば自然に破格の時計でち切れる特異な馬場状態。器用さと距離適性の高さでルクレルク。前走はいかにも距離が合わなかった悪条件で一過性のポカ。5回乗って1回乗り方成功並みに制度が落ちている鞍上でラストキングの取捨に悩む。前走の出遅れがプレッシャーの弱さの象徴。本来外コースベターなマケテタマルカ、インプレッション、ディアヤマト。距離の足りないピエールバスターは決定打に乏しい。
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