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3R4R
5R6R
7R8R
9R10R
11R12R

 

 

11R馬単BOX1、5、10

3連単BOX1、5、10

3連複1、5、10

少数精鋭。例年と比べてもスピード能力が高いメンバーが揃った。今年の特色はスプリンター向きのタイプが揃ったということ。行きたい馬が揃えば1分41秒台の極限の決着。人気の速い逃げ馬、マクれる差し馬が3角すぎからペースアップするサバイバル戦で、道悪が重なればある程度スタミナを求められることは確実。距離経験を重視するのは当然で三つ巴か。

ドラゴンキラリは最強の1勝馬として登場する。典型的に距離延びて良さが出てきた差し馬。置かれる傾向が強まって短距離で展開負けが続いていたが、暮れの全日本2歳優駿で完全なる素質開花。南関東勢の最先着で同日C1を上回る好時計2着が完成度の高さ。前走はほぼ同じ馬場差だった前日のB2に1秒劣っただけでさらなる飛躍を期待させる。上がりレースラップがすべて12秒台という超ハイレベルな上がり競馬で38秒4は立派。2歳11月の時点でB3級の時計は楽に重賞の勝ち負けレベル。時計勝負に強く、十分すぎるスタミナなら死角らしい死角はない。

ジーエスライカーは前走の勝ち馬がクラシック級なら納得の2着。3着馬に8馬身差が能力の違いで、前々走も3着馬に5馬身差なら、はっきり巡り合わせが悪かっただけと断言できる。とにかくハナさえ切れば能力全開。前走で距離にメドを立てたことは大きな強みとなって、絶好枠を引いたツキも心強い。前走の時計は同日C2を下回っただけにドラゴンより評価を下げたが、強い逃げ馬は逃げ切れる馬場状態は無視できない。

ミラクルエースの素質の高さも見逃せない。デビュー2戦目のレコード勝ちは鎌倉記念、平和賞を連勝したナンテカにぶっち切り勝ち。3走前は不慣れな好位差しから3連勝を決めれば別格の素質馬として認められる。未知なる距離の前々走はポップコーンオノユウに先着して、経験を積めばまだまだ伸びる器だろう。前走のスピード競馬の刺激を受けてどこまで変わるか注目したい。追い切りは快調。

ワンダフルクルーズは以前の千六惨敗が示す限定スタミナ。前々走の千四でも失速すれば、千二までのスプリンターとして評価は落ち着く。スローの流れなら何とかなりそうだったが、この相手では確実に時計決着で同型も超強力。ギブアップ状態。

ライトランの前走は案の定、見せ場もない惨敗だった。休み明けの3走前から高めのテンション。距離経験が千四までのスプリンターがいきなり遠征競馬の千六で結果が出なかったのも当然だろう。いずれにしてもがっちり折り合って3角すぎにレースが終われば、かなり距離経験を積まなければ好走は難しくなった。

同日C2を下回ってメンバー的にも強調点のないブルーバードCはレベルの低さが否めない。クリノテンペスタはすでに全日本2歳優駿でドラゴンよりはるか後方で走っていた事実。逆転不可能な力関係。距離経験と好位で折り合える脚質を重視してタイセイアドミラルが混戦になってワイドまで。