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10−5、12、9、16、4、6 10→5、12、9、16→ 5、12、9、16、4、6、8、13 (28点) 5、12、9→10→ 5、12、9、16、4、6、8、13 (21点) 10−5、12− 5、12、9、16、4、6、8、13、3 (15点) 前走で古豪復活となったフジノでも連続59キロ、良績のない千四など少なからず死角を抱える。別定戦だけに同じような酷量を背負うオープン馬には負けないが、格下からの挑戦馬は斤量、勢い的にも魅力が多い。1分25秒台の決着に持ち込めるかどうか。 フジノウェーブの前走は休み明け、59キロなどまったく問題なかった。終わってみればムチを使わず、持ったままで重賞級の時計の貫禄勝ち。唯一抵抗したスーパーヴィグラスと0秒2差でも3着馬と1秒1差が南関東限定戦での力の違いだろう。8歳にしてこの強さ。器そのものがズバ抜けていて、この程度の相手なら死角のない無敵の存在であることを改めて示した。衰えるどころか、ますます元気。意外に千四で良績を残さないが、理想的なステップで距離実績の低さは気にならない。以前の輝きをここで完全に取り戻す。 ネフェルメモリーの復帰レースが57キロを背負う牡馬相手では今年活躍の足がかりにならない可能性が強まった。何といっても古馬相手にまったく良績を残してない最弱世代。ダービー1、2、3着馬が古馬重賞で入着もできないという事実がレベルの低さを物語る。今後は千六以下で大成可能なスピード馬でも、惨敗覚悟の挑戦。 スーパーヴィグラスは千二のスペシャリスト。1ハロン延長は(1120)の距離実績以上に厳しくなる条件だろう。格付けされた後の千四は2戦して3、2着。6走前はグレイトセイヴィアに一気に差し切られて完全なる鋭さ負け。3走前はイーグルショウ、フサイチミライ程度に1馬身先着で千二ほどの強さをみせてないのが現実。確実にモマれる好枠を引いてますます窮地に立たされる。ここで真価を問いたい。 ケイアイジンジンの前走は恵まれた展開がすべての勝因。B級並みの勝ち時計で上がりラップがすべて12秒後半。初重賞制覇となったアフター5スター賞同様に重賞レベルに到達してないことが数字からはっきり伝わる。すっきり映る馬体で前走の9キロ増はいい傾向だが、千二1分11秒台に大きな壁を感じさせていることも否めない。千四も気持ち長め。 サザンクロスラリーは強気に飛ばして、なし崩しに脚を使わせる個性派の逃げ馬として完成された。とにかくハナが絶対条件。各馬があまり無理しない内千六こそが活躍の舞台で、内から外から競りかけてくる千四で絶対的な怖さはない。ネフェル、スリー、スーパーなど同型は今までとレベルが違う。 千二でも失速するスリーセブンスピンが直線長い大井コースで魅力を失えば穴馬は軽量馬か。道悪競馬に加えてズラリと揃った行きたい先行馬。ペース判断が狂えば52キロのエーピーゴンタの差し。6走前にはスーパーヴィグラスに同斤量で0秒6差。大井外コースの重、不良馬場は3、5、5、4着。さらにフジノと斤量7キロ差、スーパーと2キロ差なら激走しても驚きはない。 ヤサカファインの充実ぶりも侮れない。直線だけで千二を差し切る爆発力は見た目以上に迫力がある。イーグルショウは千四(3310)で絶対的な自信ある条件。スーパーに競り負けた3走前はあくまで前々有利の流れだっただけで、確実に差し競馬になるメンバーになれば、少なくもスーパーには負けない。
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