HOME最新開催当日予想過去開催予想収支インフォメーション概要以前のくじら矢独りごと(休止)
 

東京裏読み

関東
1R
2R
3R4R
5R6R
7R11R

関西
11R

 

東京11R

3連単1着固定BOX6→13、16、1、15、2、8

3連単13→6→16、1、15、2、8、9

16→6→13、1、15、2、8、9

3連複フォーメーション6−13、16、1−

13、16、1、15、2、8、9、5 (18点)

ブエナビスタは国内牝馬に敵はいない。天皇賞勝ちを含めて牡馬相手の国内GTで2、2、1、2、2着。降着となったジャパンCも、ごく普通にまっすぐ追っていれば楽勝という圧巻の内容だった。前走は超スローで絶対的に前々有利。向正でマクったヴィクトワールピサ、すんなりハナを切れたトランセンドが残った競馬で終始最後方の位置取りでは策がない。4角で先頭から約5馬身差。その差がそのままの結果ならば単なる展開負け。一過性のポカで悲観するような内容ではなかった。5歳牝馬の枯れ時が今後の焦点でも、(5000)の距離に(3100)のコースでは少なくても馬券を外すことはないだろう。ポカがある際は再び展開負け。
昨年はヴィクトリアM過去5回の中でズバ抜けて速いハイペース。第1回から5ハロン通過59秒7、58秒2、60秒0、58秒6で昨年の57秒5。ペースが速かったため、届いたというギリギリの差し切り勝ちなら、ブエナより前々で攻められる34秒前後の瞬発力が可能な馬に魅力を感じるのも当然だろう。同じ後方待機で差し比べならブエナは瞬発力と勝負根性で負けない自信。やはりアパパネの存在は脅威。

そのアパパネは前走でもう一段階上のステージへと完成度が上がった。初の古馬の牡馬相手に見せ場十分の0秒5差。大外枠なのに馬群に突っ込んで前が壁になって仕掛けが遅れ。スムーズに捌けばもっと際どかったことからも今季の期待が一層高まってくる。久々の上がり33秒台で34秒が壁だった昨年よりひと回りの成長の予感。レコード勝ちを含む(2000)の距離と(3000)のコースで展開的に危うい一面を残すブエナと互角以上の評価。

徹底してハナにこだわる逃げ馬が不在。スローペース依存症が治らないほぼ日本人騎手だけなら間違いなく予想どおりのスローペース。直線坂のあるコースの千六で上がり34秒前後が可能なブエナより前々の位置取りになる先行差し馬がひとつの目安。オウケンサクラエーシンリターンズレディアルバローザアンシェルブルーカウアイレーンアプリコットフィズまでか。
オウケンはブリンカーでドン底のスランプから立ち直る気配。十分な手ごたえから仕掛けを我慢して直線で一旦先頭に並びかけた前走はこれまでと雲泥の差という好内容。
エーシンは休み明けで減点だが、連続33秒台の瞬発力、なにより桜花賞3着は0秒1差。アパパネ基準なら仕上がり、展開ひとつで躍進できる素質を秘めている。
レディはスタート五分の条件付き。絶好枠を引いて逃げ馬の直後の位置取りで色気が出る。アンシェルは距離、カウアイは経験不足、アプリコットは精神面のスランプが懸念材料で割り引いた。