13→6、16、1、15→
6、16、1、15、2、8、9 (24点)
6、16、1、15→13→
6、16、1、15、2、8、9 (24点)
レース前で分かっていてもペースが落ち着きすぎるのは、鞍上が悪いのか、瞬発力勝負に強いサンデーサイレンス産駒が増えたための負の産物なのか。これが未勝利などの低レベルなら納得できるが、実力が伴わず何か乗り方に工夫が求められる重賞で何度も何度も繰り返されていることが七不思議のひとつ。
土曜日に行われた京王杯はまさに象徴的だった。同日未勝利千六より古馬重賞千四の方が前半3ハロン通過で0秒7も遅いというのはどう考えても理解に苦しむ。本来ならば逃げた馬が勝たなければならない絶対的に前々有利の流れだった。スローになった原因ははっきりしている。スタート直後からもっと突っ張らなくてはならない人気のジョーカプチーノがすぐに控えたこと。さらに外から被せることなく逃げ馬を単騎逃げにさせるという不可解な乗り方はまさに番手の馬の騎手がペースを握っているという証でもある。
このレースも同じような超スローが再現する可能性が高い。ハナにこだわる逃げ馬不在。行きたいのがオウケンサクラ、アプリコットフィズ。距離に裏付けのないアンシェルブルー、大外枠のブラボーデイジーが相手なりに動くことが濃厚になれば、ペースのカギはオウケンとアプリコットということ。ひと昔前の武豊騎手なら大一番での鞍上マジックを期待できたが、今や超一流から完全に成り下がり状態。特にGTでの消極策連発ならオウケン主張のペースでは超スローが確定するか。いずれにしてもレースの上がりラップがすべて11秒台が濃厚の流れでブエナビスタが直一気の場合、32秒台の瞬発力が求められれば届かないイメージは強まるだろう。ある程度流れると仮定すると今度はアパパネが絶好の位置取り。能力はブエナが断然抜けた存在でも、展開を考えるとどうにも勝つシーンが浮かばない。
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