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中山裏読み

関東
1R
2R
5R7R
9R10R
11R

関西
9R10R
11R

 

 

 

中山11R3連単フォーメーション13→9、4、7、8→

9、4、7、8、15、11 (20点)

9、4、7→13→

9、4、7、8、15、11 (15点)

3連複9、4−7、8、15、11、16

オメガハートランドに主戦が戻れば安心できる。必要以上に控える性格でも、悪癖固定も懸念されるような前走の乗り方になるよりはマシ。前走は流れを考えれば必要以上に控えた位置取りから、直線勝負となって鞍上のあせりが見え隠れするムチの連打。内にモタれても持ち替えることをしないで右ムチを使い続けていただけに怪我や悪癖として固まる心配が出るほど内容的には強調点が浮かばない。
能力基準は前々走ということ。トウケイヘイローレオアクティヴと同タイムの最速上がりで、直線での不利がなければもっと際どかった内容を重視したい。逃げ先行馬が極端に少ないスロー必至のメンバー構成。直線入口で少なくても先頭から4馬身差以内の位置取りになるような乗り方が勝つための条件。

パストフォリアにとってGT出走が叶わなかった同タイム2着の前走だが、ローテーション的にこれでさらなる成長が期待できるだろう。さすがに中2週で完全燃焼続きでは成長が止まる恐れ。銀河系軍団の厩舎では間隔と距離選択が大事な3歳牝馬で、状態さえ不安がなければ確実に賞金加算が計算できる。

強さとモロさが同居しているというより、相手に恵まれてきた2勝馬としての評価もちらついてきたラシンティランテは取捨に迷う。前々走はバラけた展開で馬群から捌きやすかった流れ。いくらムチなしで差し切ったとはいえ、2着馬が次走自己条件で5着、3着馬が次走8着ではレースレベルそのものに疑問が残る。前走は鞍上のプレッシャー負けと割り切っても、まだまだ頼りない。

ダイワミストレスは芝にメドを立てる破格の瞬発力で色気十分。残り1ハロンから流して大楽勝したデビュー戦も、相当な強さだったが、初芝、距離短縮の課題満載の前走2着も強烈なインパクトがある。くしゃくしゃにモマれる中団から挑むか、前走のように徹底待機から直線勝負で挑むか。いずれにしてもはまった際の凄みは上位人気馬と遜色ない。

アイスフォーリスはあれだけ掛かり癖が強烈ながら千八〜二千で結果を残してきたことが驚き。ようやくイメージどおりのマイルで牝馬限定ならば、以前の最速上がりの瞬発力が戻ってくる。馬群を苦にしなかった経験がここで生きる。

シャンボールフィズの前走は勝ち馬の直後から追い比べで完全な鋭さ負け。成長途上の馬体から、やはり底力やある程度のパワーが求められる高いレベルのレースになるとひ弱さが全面に出てしまうか。外枠を引いてさらにトーンダウン。

トーセンベニザクラは超スローの前走でもいつもどおりの位置取り。手も足も出なかったのが単なる展開負けと割り切れば、33秒台の脚も使えるマイラーとしての高い評価に陰りはない。クラシックを見据えてスタート直後にある程度の仕掛けが必要。