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7、10、9、6 7、10→9、6、3、4 (24点) 7、9→6、3 (12点) 10、9→6、3 (12点) 7−10、9、6、3、4、13 ワールドエースの前走はディープ産駒を負かすには前々勝負がいいという典型的な例となった。徹底して折り合い重視は流れが速いと感じたのか、32秒台の脚を使えると勘違いしたのか。いずれにしても超スローを最後方のペース音痴は単なる展開のアヤとは片付けられない。ある程度折り合いに気を付けるのは当然としても、あの乗り方は非難されても当然だろう。クラシック出走を確定させるためには時間のない3歳馬にとって皐月賞出走のために早くも崖っぷち。いぜん時計勝負に課題を残したままで乗り替わり。前走以上に骨っぽい相手になれば、絶対的な信頼は危険。 実績的にはジャスタウェイが断然でも、どうにも新潟2歳S組はリズムが悪すぎる。勝ち馬のモンストールは平凡な復帰戦後にノドの疾患が発覚。この馬も道悪だったとはいえ、前走の内容は着順ほど伴わない中身で評価が難しくなっている。いい脚は一瞬だけで残り100から失速が始まる低調さ。リフレッシュ明け、待望の良馬場条件で走らなければクラシックは無縁か。今後を占う大事な一戦。 牝馬に勝たれたシンザン記念組の取捨も迷う。積極策が奏功したプレミアムブルーは展開の利。マイネルアトラクトも瞬発力勝負に課題を残した。同じ前走重賞でもローレルブレッドは中身が違う。超ハイレベルとなった朝日杯で、直線前が壁にならなければもっと際どかったという0秒8差。すでに千八にメドを立てた瞬発力型で、とにかくはまれば強烈。3走前ぐらい走れば勝ち負けできる。 大穴候補にマデイラ。キャリア1戦だけの挑戦だった前走が見せ場十分の差し脚だった。道中13秒台もある超スローで、上がりレースラップは11秒台が2つもある瞬発力勝負。2着馬に0秒6差はキャリアを考慮すれば上々の結果で馬体の良さも強調点。 ヒストリカルは鞍上に恵まれなかっただけか。前々走は超スローを考えられない待機策、前走はかなりロスがある外出しで、いずれも脚を余して人気を裏切っている。慢性的なスタート難で鞍上の性格からも、常に前2走のような歯がゆいレースぶりが続く可能性は強まるが、能力そのものは世代トップレベル。前々走のようなマクり競馬が理想。 アルキメデスの前走はコース取りの悪さが結局響いた。末脚に切れ味が続かなったことも割り引き材料で、連続最速上がりほど瞬発力勝負で怖さがない。ひと息入れてどれだけ成長したか。必要以上に控える競馬だけは避けたい。 レッドアーヴィングは今後のダメージも不安になるほど前走の内容がひどい。大事な休み明けのレースで終始外々で掛かる下手乗り。同じ鞍上ではひとまず軌道修正のきっかけ作り。
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