5→14、15、17、12、4、7 5、14、15→5、14、15、17→ 5、14、15、17、12、4、7 (45点) 通算6戦して最速上がりが3度。3走前には千四のレコード勝ち、前々走はGTでタイレコード決着に0秒4差まで迫ったトウケイヘイローが巻き返す。はっきり千六は距離の壁を感じさせるスタミナ切れ。前走も手ごたえ十分で追い比べとなったが追って案外。千四以下ですべて最速上がりに対して千六3戦は上がり時計がメンバーNo7、No9、No8という雲泥の差に距離の限界が示されている。五分に出て折り合い自在。直線スムーズに捌けば突き抜ける。 1度はトウケイに負けているレオアクティブだが、勝負付けは済んでいない。3走前は5頭が最速上がりになるというスローの上がり競馬。直線ムチにヨレてトウケイと同じ上がり時計ならむしろ中身はこちらが上。案の定、太めが残る馬体の前走できっちりリベンジ。3戦連続の最速上がりを決めた。重賞勝ちやGT3着が含まれる最近の成績から、ここは組みやすい相手でひとまずハードルが下がった一戦か。本質軽い馬場向きの切れ味が身上。芝の長さと道悪を考慮でトウケイよりいくらか条件が悪くなった。 ローレルブレットは押し出されて番手競馬となった前々走や絶好位から鋭さ負けとなった前走からどうやら千六以上で世代トップには敵わない。切れ味より立ち回りの良さで重賞入着ラインを行ったり来たりしてきた能力は、パワーが求められる馬場で本領発揮ということ。サムライハートの仔は意外に好馬体続出で見た目に騙されやすいが、オリービンを一気に差し切った4走前など秘めた能力はまだまだ未知数。 道悪の千四は条件ピタリのサドンストームだが、骨折した騎手にありがちな時期早々の復帰か。重賞勝ちが4年以上もない騎手にとってチャンスあるお手馬を手放したくないという心理は十分にわかるが、鞍上の力量も後押しになる混戦ムードの重賞で跨る人間の状態が今ひとつでは狙いづらい。前走はラチに頼れたためにササることはなかったが、これまで右回りでは極度のモタれ癖。スムーズに立ち回った左回り替わりや距離短縮など、馬自身の条件は好転している。 行くしかないエクセルシオール、ゴーイングパワー、キズマと揃えば、直線のラチ沿いはバテ馬を交わすのに苦労。3戦連続の重賞でモマれて距離に活路を求めてきたブライトラインの大外一気。前2走の折り合い難から解放されるイメージどおりの直線長い千四で一変可能。
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