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18、15、11、14 18、15→11、14、3、16、9、5 (36点) 18、11→14、3 (12点) 18、15−18、15、11、14− 11、14、3、16、9 (19点) 度重なる休養で5歳にしてキャリア14戦だけ。1年ぶりのブランクから完全に立ち直って前走のGT制覇となったエイシンアポロンは、ステップの悪さが気にならない仕上がり早。デビュー4戦目から前走まで11度の重賞挑戦で、GT1勝2着1回、GU1勝2着3回、GV1勝が超一流馬そのものの証だろう。とにかく千六ではケタ違いの強さ。1分32秒台が未知なる世界だけに、馬場不問のオールラウンダーにとって恵みの雨になった。 リアルインパクトはディープ産駒特有の切れがない。直線入口で射程圏ながら届かなかった3走前が象徴的なレースで、ハイペースを早めに抜け出して追い比べに持ち込む安田記念のような流れが理想ということ。前走はハナ切った馬の大逃げで終始追いかける厳しい位置取り。微妙な距離の千八では納得の3着で、ひと叩き、得意の千六、行きたい馬と行くしかない馬が揃ったメンバーになれば、まさに絶好の条件が揃っている。58キロの斤量だけが不安材料。 グランプリボスは海外遠征後のスランプからようやく立ち直った前々走が無意味なダート挑戦。再びリズムが狂う可能性が出てきた。芝のGT馬と思えぬ陣営の最悪な選択。見事なまでに裏目に出た大惨敗では、ひと息入ってリフレッシュ効果を期待しても立ち直るのは難しい。ここで入着もなければドン底のスランプに逆戻り確定。 有力馬がそれぞれ58キロを背負う中で、56キロで挑めるフィフスペトルは絶対的に優位。4角では勝ちを意識できた手ごたえでエイシンアポロンに競り負けた前々走だが、最後は道悪の巧拙の差と割り切ればまだまだ見限れない。前走はハイペースの大逃げ馬を終始追いかけて失速したのが千八なら度外視できる。勝ち鞍あっても体型的にもはっきりした短〜千六ベストのマイラー。 4連勝で重賞初制覇を決めた頃からすでに1年半も経っているが、ダノンヨーヨーも一流のマイラーであることは間違いない。マイルGTは2、10、4着。着差はレコードの同タイム、0秒5差、0秒3差で、むしろ休み明けは走る大型馬ならば仕上がりひとつ。 コスモセンサーは一気の相手強化で人気になって妙味がまったくない。前々走は大逃げ馬から離れた2番手集団の先頭で実質単騎逃げのような形。前走も重賞と思えぬスローで単騎逃げになる展開の利で、本来ならば勝たなければならないラップだった。ハナにこだわるしかないシルポートを捌いて、早めにつぶしに来るリアルインパクト、フィフスペトルを突き放すイメージはまったく浮かばない。 未知なる58キロでは馬場が悪化するほど信頼度が薄れる外枠の人気馬。充実中のダノンシャーク、ネオサクセスがワンテンポ仕掛けを遅らせて一発が狙える。ダノンは完全に掛かっても最速上がりから2着だった前々走が距離適性の高さ。ネオは1、2着馬より外を回ったコース取りが響いた前走の0秒1差なら展開ひとつのレベル。
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