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2→7、5、3、13、15、12 7、5、3、13→2 2、7→5、3、13、15、12、6 (36点) 2、5→3、13 (12点) 今年は特にダービー出走のための駆け込みレースのムードが強い。重賞ホルダー不在で厳しいローテーションが多数ならば、重賞経験よりも展開の利や距離適性を重視がベターな選択でクランモンタナ中心。前々走の別馬のような勝ちっぷりこそがこの馬の秘めた能力。小細工が通用しない単調さで、とにかくハナ切ることが絶対命題となっている。鞍上を含めて陣営がこの馬の特性を理解すれば、好枠を引いてごく普通にハナ切る流れ。各馬にチャンスがあるメンバーで1度隊列が落ち着けば、無謀な競りはなくなるのがトライアル独特の傾向。ビービージャパンのハナを叩いた時点で前残りが確定する。 フェノーメノの前走は決め撃ちの控える競馬が裏目に出た鞍上のへぐり。スローの前々有利の流れで直線大外へ出すまでに時間がかかりすぎた。それでも直線半ばからの瞬発力が一番目立ったことが収穫で、重賞級の強さだった前々走を改めて評価できる一戦となった。前走の轍を踏んで好位の折り合いに切り替えが自然な流れ。前々走の最後2つの上がりレースラップで11秒台マークの瞬発力が戻ってくる。 カポーティスターはローテーションの悪さで見切る。前走は減速なしの上がりレースラップ11秒3−11秒1−11秒1を余裕十分で差し切り勝ちは重賞圧勝可能な強さだが、前走ですでにギリギリの12キロ減。再び栗東に戻って長距離輸送の連闘策ではチャカつく気性がさらに激しくなる可能性が否めない。よほど見た目が良く映らない限り、初重賞挑戦で上位に食い込むことは考えにくい。 サトノギャラントは母スティンガーから、いきなり二千四百挑戦に好走のイメージが浮かばない。どうやら鞍上は徹底待機の追い込み馬として完成させたい意向もマイナス材料。スロー必至のトライアルで前が止まらない馬場までに回復すれば手も足も出ないか。あくまで展開次第。 アドマイヤブルーは皐月賞回避の英断が吉と出るか、凶と出るか。前走が単なる道悪下手と思えぬ惨敗だけに、距離延長で真価が問われる一戦になる。3歳レースの中でトップのレースレベルを誇る京成杯で3着の実力馬は、馬場回復を前提に気配優先。 超スローの上がり勝負だけを経験してきたミルドリームだが、皐月賞7着ベールドインパクト、8着のメイショウカドマツに0秒4、0秒2差の前2走で重賞通用の手ごたえ。見た目以上のスタミナ型は渋り目の馬場は大歓迎。 不気味なのがエタンダール。実質3ハロンだけの瞬発力勝負となった前走だが、上がりレースラップは12秒0−10秒8−10秒5という極限の数字で逃げ切り勝ち。3走前、前々走は直線で前が壁になるロスがあったことを考慮すれば、まだまだ見限れない。
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