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関東
9R10R
11R12R

関西
9R10R
11R

WIN5


 

東京12R馬単BOX8、4、6、13

3連単フォーメーション8、4、6→8、4、6、13、9→

8、4、6、13、9 (36点)

3連複フォーメーション8、4−8、4、6−

6、13、9、7、3、14 (16点)

ダート馬としての本格化は母オースミハルカからイメージしにくいが、オースミイチバンは現実に未来の交流戦の主役として着々と地力強化している。変幻自在のパワー型が強烈なインパクトある勝ち方で他馬を連続圧倒。ダート初戦は地方交流だけに納得の5着だったが、4走前の惨敗は鞍上とのコンビ間が悪かったとしか思えない1秒8差。次走でいきなり2秒差の大差で勝ち、前々走は同日未勝利より遅いラップから、追えば追うほど伸びる瞬発力で直線半ばに勝負を決めた。前走は重賞で1頭だけ別次元のレースぶり。ひとマクりで圧倒すれば、改めてダート2戦目の惨敗が不可解に思える。いずれにしても芝のGV4勝、エリ女2着2度という輝かしい実績の母からスピードを受け継いでいる良血馬は、ノドの弱さが唯一の弱点。湿度の高い曇り空なら絶対的な立場で挑んで結果を残せる。

距離は未知数とはいえ、ネクタルの強さはすでに重賞級。初戦は向正からマクり合いとなったサバイバルで直線まで仕掛けを我慢。加速する上がりレースラップを弾ける瞬発力で直一気を決めてエリート馬として印象づけた。前々走は馬群に包まれて仕掛けが遅れるロスがありながら一瞬にして抜け出す切れ味で負けて強し。前走は超ハイペースの時計勝負を貫禄勝ちを決めて、若かりし頃の父とイメージをダブらせている。きっちりローテーションを守り、すでに道悪は経験済み。自在性を兼ね備えたスピード型なら、重賞初挑戦でも格下感はない。

皐月賞馬に0秒4差はさすがにダート界ではズバ抜けた実績ということ。前走のストローハットは格の違いで初ダートを楽勝した。平均ペースで超縦長になる不可解な流れだったが、早仕掛けから軽く追っただけで一騎打ちを制すれば本物の強さ。デビュー戦で京成杯馬に0秒3差、2戦目はオークス1番人気馬を完封、3戦目はダービー2着馬に0秒4差、3走前はダービー馬に0秒1差なら、完成度そのものが違っている。渋り気味の馬場でオースミと一騎打ち濃厚。

タイセイシュバリエは血統どおりにダートで生まれ変わった。母はJRAで芝、ダート兼用で3勝だが、その仔たちは地方で活躍したダート血統。父クロフネならこの馬も例外ではないということ。道悪を割り引いても超ハイペースを前々で凌いだ3走前が決定的な適性の高さの証。前々走はほぼ半周引っ掛かって勝負どころでラチ沿いからハナを奪う積極策から完敗だが、ダート2戦目にしては十分すぎる中身の濃さだった。前走は良馬場の時計勝負にひとまず戸惑いとして納得。激しくなる先行争いの直後から虎視眈々。

徹底先行で素質開花。キングブレイクはやはり番手よりハナ切る形で完全燃焼だろう。前走でスローの瞬発力勝負に壁に当たれば、今回は強気の逃げ。3走前は全12秒台の上がりレースラップで逃げ切り勝ち、前々走は直線半ばでセーフティリードになる圧勝劇は重賞通用の感触があった。

上がりレースラップに11秒台が含まれる逃げ切り勝ちとなったシンボリエンパイアでも、メンバーに恵まれたことが否めない。一気にペースが上がって前走より3秒前後も時計短縮が求められる相手になって、厩舎特有のクラスの壁か。

同じくレッドクラウディアも試練が待っている。千四ベストをにおわすこれまでの実績。理想的なステップでもある程度のスタミナを求められると牝馬というパワー不足が否めない。

同じ千四までに良績集中のワイドバッハは、はまって強烈な瞬発力で一発を秘めている。前走は明らかに適性のない芝の惨敗で度外視。デビュー当初よりスタート良化で乗り替わりなら、4走前や3走前のように脚を余すことはない。