18、14→13、6、8、12、15、10 (36点) 18、13→6、8、12 (18点) 18−14、13、6− 14、13、6、8、12、15、10、9 (18点) ダイワファルコンを見直したい。不甲斐なかった前2走はブリンカー効果が薄れたことと不向きな条件が揃ったとして納得。前々走は道悪のハイペースで、総合力を求められて直線半ばに早くも苦しがる姿。前走は瞬発力勝負の苦手意識を改めて印象づけたレースだった。東京芝(0223)は意外だが、馬券を外した3戦でも、プリンシパルS5着(2着馬と0秒5差)、続く3歳500万5着(2着馬と0秒4差)、古馬になってオープン特別11着(0秒9差)など、数字ほどコース適性は悪くない。6走前に連勝を決めてオープン入りしてから最速上がりがないだけに、パンパンの良馬場を望めない馬場はむしろ好感がもてる。一瞬の脚をどこで活かすかが最大のポイント。勝負どころで各馬が外々を回るような特異な馬場と流れなら最後は切れ味より底力。 トーセンレーヴの評価は難しい。GUでは明らかに入着ラインで、手薄なGVなら届くかどうかが微妙になる。前日の準オープンより5ハロン通過で0秒1劣るラップにもかかわらず、好位から不発に終わった前走が勝負弱さの象徴的なレース。常に最速上がりという鋭さもなく、馬場回復して先週のような極限馬場近くに変身すると平凡な持ち時計では太刀打ちできないか。いずれにしても時計決着や上がり勝負で通用する決定的な裏付けはない。 同じディープ産駒だがダノンシャークは明確な路線を歩んで今後の成長が期待できる。春のクラシック終了の時点で千六〜千八志向を強めて一戦ごとに地力強化中。前走は休み明けで単なる人気の盲点。まったくロスのないラチ沿いを立ち回ったとしても、重賞で連続連対の勝ち馬より0秒9も上回る上がり時計で迫った内容は褒めるべき。土曜日と同じように各馬がラチより離れた外々を回る稍重で本領発揮。 モンテエンは逆に時計が出やすくなるまで馬場回復が理想。本質、道悪はこなす程度。前2走ではっきり時計勝負にメドを立てた上がり馬は、逃げ馬不在のメンバー構成で瞬発力勝負を待つだけ。超スローだったとはいえ、デビュー以来、最速上がりの前走が成長の証。 レッドデイヴィスは千八重賞を2勝でも本質がマイラーか。3走前は距離、前々走を馬場と割り切れば、勝ち馬より1秒1も上回った前走の最速上がりに距離適性の高さがうかがえる。シンザン記念でオルフェーヴルを完封実績。じっくり乗り込める理想的なコースで微妙な距離をカバーしたい。 馬体良化がカギを握るダノンスパシーバは気配優先。メイショウカンパクは重賞でもがいていたが、久しぶりの最速上がりとなった前走で吹っ切れる可能性。馬場回復が遅れた際にトップゾーンの先行力。3歳セイクレットレーヴは各馬が外々を回る特異な馬場状態で、ラチ沿いを立ち回る大博打だけが生き残る道か。いつもより前々の競馬で不発に終わったヤマカツハクリュウが自分の形に徹した際に豪脚復活。
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