2、9→2、9、1、10→
2、9、1、10、13、3 (24点)
2、9-1、10、13、3、14、7
ダイワマッジョーレは天井知らずの成長力で完成形を示した。オープン候補の評価は揺るがない上昇度は凄みを増している。デビュー勝ちのエリートでもデビュー2戦目のアーリントンCでは完全な力負け。続く自己条件でも瞬発力不足で競り負けていた。転機は3走前。超スローの上がり勝負とはいえ、上がり時計がいきなり33秒台へ突入。前々走は休み明けの条件の悪さながら、最後方からほぼ直線だけの競馬。脚を余した連続最速上がりなら納得の前走快勝だろう。上がりレースラップに10秒台が含まれる1分44秒6の破格時計でオープン級を確信。体型的に距離短縮もしっくりくる。
58キロならむしろ恵まれたハンデ。ランリョウオーは斤量的に何の問題もない。前走は3角で先頭から10馬身差。さすがに未勝利並みの超スローをあの位置取りでは勝ち切れないのも当然で、むしろ同タイムまで持ち込めたことに驚きがある。前2走はともに鞍上に恵まれたなかったことがすべて。確実に33秒台が計算できる完全燃焼型は理想的なステップですっきり卒業してオープン入り。
ミヤビファルネーゼは慢性的なスタート下手でも中山に良績を残している意外性のあるタイプ。いつもより積極的に動いた3走前からどれだけ仕掛けを我慢できるかに結果が左右される。前2走はハイペース。サトノタイガー、アラフネ、マイネエポナ程度の先行では展開負けの覚悟が必要。
重賞で入着実績でもアカンサスは狙いづらい。昨年の秋華賞から休みなく使われて馬体がしぼんでいた牝馬。大幅な馬体増の出走がごく普通の流れなら、この中間の追い切りの少なさは気になるところ。さらに大外枠を引いて時計勝負になれば手も足も出ないだろう。1000万卒業に6戦もかかったがコスモソーンパークは好走条件がピタリとはまるここで侮れない。中山はすべて4着以上の(2121)、芝千六は1度掲示板を外しただけの(3153)。ここ8戦で負けても0秒5差の安定感は、素直に本格化として受け取れる。 |