16、3→11、5、6、12、2、13 (36点)
16、11→5、6、12、2(24点)16、5→6、12、2(18点)
16-3、11、5、6、12、2、13、15
頼りない鞍上でまともに捌くことも期待できないが、それでもダコールはローカル重賞なら手に届くまで完成されているだけに無視できない。好調時のギュスターヴクライ、レインボーダリアに先着実績。前々走まで負けても0秒7差以内は胸を張れる安定感だろう。以前は好位差しが勝ちパターンだったが、鞍上が徹底した後方待機の追い込み馬として完成を目指したのがそもそも間違い。前走もスローを3角でギブアップの位置取り。当時、勝負どころで外を回った馬はまったく伸びなかったにもかかわらず、3角過ぎに終始外々を動くというご法度を犯せば見せ場がないのは当然の結果だった。稍重までならまったく問題ないスピードとパワー兼備の差し馬。手ごろなハンデや行きたい馬が揃ったメンバー、さらに直線平坦など理想どおりの条件が揃っていればここは結果だけを求めていい。
ミッキーパンプキンの前走は直線でスムーズに捌けなかったことが最後まで響いた。スローで縦長になる特異な流れだったが、ハイペースを前々で凌いだ3走前と両極なペースを経験していずれも接戦に持ち込めば、もう一段階のレベルアップが計算できる。札幌記念ではGⅠ級のダークシャドウ、ヒルノダムールに0秒7差以内。ハンデ55キロは恵まれた。
ヒットザターゲットは本質、パワーを求められる馬場が合わないか。数字ほど迫力ない馬体は見た目非力で、瞬発力勝負ではどうにも分が悪くなる。3角前からペースアップするサバイバル歓迎の混戦要員で、前々走を除けばすべて掲示板確保の距離でリベンジ戦。馬場は良馬場に近い稍重が限界。
ダイワファルコンの不振は距離と割り切るべき。ブリンカーを着けたり、外したりして試行錯誤が続いたが、どうやら自身のスタミナに問題があることがうかがえる。前々走は2着としても、残り100で力尽きた完敗。二千ではどうしても行きたがる折り合いの難しさもあって不完全燃焼が続いている。もうハナを切ることぐらいしか生き残る策は残されてない。
超スローの単騎逃げで残れなかったケイアイドウソジンは、マークが厳しくなるメンバーが揃ってまだまだの感触。長期休養明けを快勝したデルフォイだが、直線終始逆手前でモタれ気味ならさらなる上積みは見込めない。オープンでまったく通用しなかったサトノタイガーは振り出しに戻った。微妙な距離延長でドリームバスケット、ダンツホウテイに新たなハードル。キングトップガン、マイネルスターリーがはっきり衰えを示せば、中距離ベストのサンテミリオンが久しぶりの中距離挑戦で面白い存在になる。 |