9、5→10、7、2、12、15 (30点)
9、10→7、2、12 (18点) 9、7→2、12 (12点)
9-5、10、7-
5、10、7、2、12、15、1、13 (18点)
数字的にレースレベルが微妙になる福島記念組に魅力がなくなれば、前走重賞で0秒3差のショウリュウムーンが妙味十分。人気になるとポカの出るムラ馬だが、見るからに調子の良さを感じさせる充実した馬体、前走33秒台の末脚の陰りない瞬発力なら、叩き2戦目でさらなるパフォーマンスがあっていい。前走は直線追い比べで以前あったササり癖を再発。真っすぐ走ればもっと際どく、休み明けだったため悪癖露呈と割り切ればレースレベルの高さが光ってくる。勝ち馬グランプリボスは次走マイルCS2着、2着テイエムオオタカは京阪杯4着、3着アドマイヤセプターは京阪杯2着、4着ダノンシャークはマイルCS6着。
フレールジャックの前走は鞍上のプレッシャー負けにつきる。スローを後方で掛かるぐらいまで徹底待機。33秒台の末脚を使っても掲示板外になる位置取りの悪さなら、すべては鞍上の責任として納得できる。GⅠ制覇までは壁を感じるとしても、神戸新聞杯でショウナンマイティを上回る瞬発力で先着、鳴尾記念0秒3差から低く見積もっても手薄なGⅢで崩れる姿は浮かばない。
ヒストリカルも同様な敗因だった。追い込み馬としても人気を背負いながらスローを直線まで仕掛けを我慢する乗り方では届くはずがない。脚を余した0秒3差が単なるへぐりとしての表れ。再び追い込み馬に偏ったメンバーで同じような乗り方をすれば、今後の出世のスピードにも大きく影響するだろう。いずれしても好機のマクりがなければ手も足も出ない。
リルダヴァルはいぜん評価が定まらないのが本音。絶好の位置取りと馬場の悪いところを避けた最高のコース取りが重なれば、もっと突き抜けなければならなかった。これだけ条件が揃ってわずか0秒1差の前走で再ブレイクの勢いに水を差されたか。得意の京都から苦手意識のある阪神コース替わりも強調できなくなる大きな要因。 |