4、15→10、8、3、9、5 (30点)
4、10→8、3、9、5 (18点)
15-4、10、8-
4、10、8、3、9、5、13、12 (18点)
ダート短距離のスペシャリスト、セイクリムズンは58キロを背負っても圧倒できる。休み明けより2戦目、2戦目より3戦目で数字的にも成績良化が示されているように典型的な叩き良化型。前々走は勝ち馬と4角の差がそのまま、前走は必要以上に控えた消極策が裏目に出た鞍上のコース経験の差が如実に出た結果なら、年齢的な衰えを割り引く必要はない。3走前までの重賞4連勝が本来の姿。逃げ差し自在に捌いて振り切ってきた横綱相撲の連続がダートのスプリンターとしての資質の高さだろう。ダート千二は0秒4差の6着以外はすべて掲示板の(4133)。好枠を引けば久しぶりのJRA重賞制覇が視界に入ってくる。
千二に絶対的な自信のあったティアップワイルドは前々走まで連対パーフェクトの距離だった。スタートも決められず、後方のまま流れ込んだだけの内容なら叩き台の試走として割り切るべき。案の定、前走58キロを背負って一変すれば、まだまだもうひと花の可能性は高まっている。とにかく中山(3200)で千二(4301)という絶好の条件。前走より2キロ減の斤量を加味すれば、無様な競馬になることはない。
シルクフォーチュンはもとより千四までのスプリンター。フェブラリーS2着は流れがはまった大駆けで前走の0秒8差11着でも、ごく普通に完全燃焼した結果だろう。スタート直後に芝を走らされるコース体形に苦手意識があるだけに、スタート直後の行きっぷりがそのまま結果に直結する。人気なら妙味はない。
マルカバッケンの前走は京都ダート千二の良馬場で初の1分10秒台となった成長ぶり。前々走は3角過ぎの消極策で位置悪化が致命的になり0秒7差、前走は2着馬に0秒2差なら着順ほど負けてない。前走より確実に展開が向くメンバーとなって大駆け候補。
外から被される位置取りは避けたいスリーボストンが内枠を引けば、ハナにこだわってペースが落ち着くことはなくなった。シセイオウジは矯正不可能なスタート難とズブさでひたすら混戦待ち。意外にも初の千二となるエーシンウェズンは外から被されない外枠理想が本音ならば、オープンにモマれて確かな経験を積んで、今回が叩き3戦目となるタンジブルアセットか。激しい逃げ争いの直後で折り合える先行力が魅力。 |