1→4、6、8、13、2 (60点)
4-1、6、8-
1、6、8、13、2、3、9、15 (18点)
勝ち切れないレースが続いたが、グランドシチーは前2走で完全に吹っ切れた。昨年の3戦連続2着時の勝ち馬はソリタリーキング、スマートタイタン、シビルウォーとすべて重賞馬で、重賞を含んだ前3走がすべて最速上がりなら新星誕生として扱える。ますます磨きのかかった瞬発力はまさに天井知らず。ダート重賞としては珍しく、逃げ先行馬に偏ったメンバー構成で展開的にも理想どおりか。いずれにしてもマクれる自在性は頼りになる。
ホッコータルマエは相手に恵まれない不運な馬ということ。3走前はローマンジェンドを本気にさせた0秒1差、前々走は圧倒的な強さだった上位2頭を別格にすれば、ローマンに0秒4も先着したことを評価できる。前走は直線半ばにセーフティリードから外強襲に合うが、3着以下には楽に先着。時計そのものもハイレベルで十分に胸を張れる数字と中身だけに単なる巡り合せの悪さとして割り切れる。ハイペース歓迎。
サイレントメロディは休み明けで完全燃焼する一戦必殺型。高いレベルで時計が安定して、初の地方ダートだった前走で早くも交流戦にメドを立てた。母はローズS勝ち、牡馬相手の中山記念3着となったサイレントハピネス。混戦での強さは血統どおり。
ヤマニンキングリーは中距離ダートでもうひと花の可能性。完璧な勝ちパターンで差された前走だったが、3着馬に0秒6差が能力基準となる。前々走は向正でなぜか位置取りを下げるという下手乗り。早仕掛けの先行抜け出しが勝ちパターン。
バテた逃げ馬以外はほぼ前残りとなった前走で6着となったミラクルレジェンドが54キロ、主戦に乗り替わりで色気が出る。昨年の東海S5着でも着差は0秒2。コースや時期は違うが、あれから重賞2勝を加えた地力強化なら単純計算で昨年以上のパフォーマンスが可能か。
上がりレースラップに11秒台が含まれる数字で一気差しを決めたハードビートソングは本物の強さ。ナムラタイタンは前走より少しでも距離短縮で条件好転も、まだまだベスト距離にほど遠い。切れずバテずのレース連発となっているグレープブランデーはジリ脚が致命的。 |