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阪神裏読み
関東
3R4R5R9R10R
11R
関西
1R2R
3R9R10R11R12R

阪神11R3連単フォーメーション2、6→2、6、10、13、4→

2、6、10、13、4 (24点)

3連複BOX2、6、10、13、4

新しいコンビになってからキズナは走るたびに評価が揺れる。なぜか肩ムチ2発だけに終わった前々走や、未勝利並みのラップにもかかわらず、後方に構えすぎた前走など、少なくても前2走の鞍上とのコンビは最悪に近かった。加えて前々走は3角過ぎに外から被されると手ごたえが怪しくなり、前走は直線坂を上がってからようやくエンジン全開になった末脚。単に条件が合わないだけの惜敗なのか、完成度の低さからのとりこぼしなのか。いずれにしても超スローの瞬発力勝負に強いディープ産駒が最速上がりを逃した前走から驚くような変わり身は期待できないだろう。休み明けで12キロ減、直線坂コースの条件でデビュー2戦のパフォーマンスを望むのは酷。

コメットシーカーはもう2、3ヵ月デビューが早ければ楽にクラシックロードに乗っただろう。とにかく前走が衝撃的な強さだった。超スローの上がり勝負を馬なりで直線先頭。残り1ハロンから仕掛けてムチなしの横綱相撲で、上がりレースラップ11秒8-11秒0-11秒6に一流の瞬発力が示されている。本気で追えば軽く10秒台突入の33秒前半の瞬発力は楽に重賞級。内々の折り合いの前走から一変して外々の位置取りでどう出るか。

サトノキングリーの前走は3角過ぎに我慢できず仕掛けたのが致命傷になった。デビュー戦の強烈なインパクトは薄れてきたが、それでも前走と同じ条件ならば、乗り方ひとつで差し切れるイメージは浮かんでくる。どうやら脚をためればためるほど切れるという典型的な追い込み型。どんな流れになっても直線勝負に賭けるだけ。

アドマイヤツヨシの前走は悔やまれる直線の不利。伸びかけたところで狭くなって一旦下げて外に出す大ロスにもかかわらず、0秒1差まで迫れば勝ち馬以上に中身は濃い。初コース、初距離でいきなり結果を残せば条件2度目でさらなる飛躍。ある程度のパワーも求められる阪神がしっくりきた。

バッドボーイは良馬場の瞬発力勝負に限界をはっきり示したということ。中途半端な番手の位置取りも合わないだろう。逃げるか、追い込みか。ゴットフリートに0秒2差、コディーノに0秒6差、エピファネイアに0秒1差、タマモベストプレイに0秒2差など、常に世代トップレベルと走ってきた豊富なレース経験からも前走は一過性のポカと割り切るべき。