９、２⇒９、２、４、３⇒９、２、４、３　(12点)

アイファーサンディーは明らかにデビュー当初より地力強化で本格化も間近だ。距離短縮と乗り替わりがいい刺激。前々走はデビュー戦以来の最速上がりで直一気を決めてイメージを一新させた。前走は同日未勝利の千八と５ハロン通過が同じラップの超スローを引っ掛かったのが敗因で、それでも重賞級相手に０秒２差を評価したい。５着ロードフェリーチェ(次走シンザン記念２着)には０秒３先着。上がりも０秒１上回れば、少なくても自己条件で大きく崩れることはない。大外を引いて鞍上出戻りでますます単というイメージが薄らいだのは事実。エイシンカラットの前走敗因は距離というより、明らかに控える競馬を選択した作戦ミスだった。未知なる距離ならデビュー戦と同じ乗り方がセオリーだが、大事に乗りすぎた自滅で目が覚めるだろう。軽く重賞に届くレベルの絶対スピードはハナを切れば簡単に輝きは戻る。