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東京裏読み
関東
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ローカル
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東京11R推奨レース

3連単フォーメーション15⇒14、13、8、6、1⇒

14、13、8、6、1、9、18、16 (35点)

スランプ、パンク馬続出の昨年の菊花賞はまさに呪われたレースだが、唯一の出世馬がゴールドアクターになりそうだ。中途半端な休養が無意味だったことを他馬から学んで、じっくり半年休養に充てたことが奏効。馬体増でスピード、パワーともにレベルアップして理想的な成長カーブを描いている。古馬重賞路線で牝馬の活躍は4歳牡馬の不振がすべてということからも、世代トップレベルの実績を残した4歳牡馬が軌道に乗れば、重賞ロードで常に主役の扱いとなれる。いずれにしても前2走の内容がいい。前々走は低調な相手としても、直線だけの競馬で抜群の瞬発力から横綱相撲。前走も大逃げの超スローという特異な流れを課題だった上がり33秒台の瞬発力で振り切って古馬重賞級を確信した。いくらか見込まれすぎたハンデでも、暮れの大一番を見据えて負けられない一戦。

相手探しは難解だ。スランプというよりすでに燃え尽きた感も否めないサトノノブレスで、2度の上昇カーブのないディープ産駒らしい低迷ぶり。初ブリンカーという最終兵器投入で現役の寿命がここではっきりするだろう。本来前々で粘り込む先行型を4走前のたった1度の好走で前々走までの鞍上は撤退待機の勘違いからスランプを深刻化させた。ひとつ抜き出た勝率の悪さと特別、重賞勝ちの少なさとなっている元主戦のスイッチでは刺激どころか、ますます頼りなさが増す。

前走は何とかハナを切れたニューダイナスティが唯一の同型ならば、メイショウカドマツが主導権を握れる。前走の意外な粘りは上々の試運転だった。良績のない苦手な控える競馬で直線坂上までイメージ一新の踏ん張り。その後は急失速したが、中山(110005)で納得の1秒差となっている。休み明け(100103)から叩き2戦目(102000)、東京(201100)。三千四のダイヤモンドS3着のスタミナ型は自分の形、ハナにこだわると崩れない。

重賞レベルで瞬発力が通用すれば、ロンギングダンサーも決定的な差はない。半年の休養で完全復調。前々走で上がりレースラップに10秒台の含まれる極限瞬発力勝負を久しぶりの最速上がりがスランプ脱出の証。平坦とはいえ、初重賞の前走でも連続最速上がり。二千四の4着は同タイム。スタミナ的には何ら問題はなく、母は名牝ダンスパートナー、恵まれたハンデなど走っても驚かない条件は揃っている。