7⇒11、17、9、6、16、5 (90点)
7、11-7、11、17、9-
17、9、6、16、5、15 (24点)
牝馬のGⅠ路線は別にして、GⅢ路線は完全に世代交代が終わったとみていい。順当ならば4歳世代の天下となってこのメンバーでは秋華賞が大きな物差しになる。勝ち馬ミッキークイーンはジャパンC8着で0秒3差。2着クイーンズリングはエリ女で0秒3差。6着タッチングスピーチはエリ女3着。10着シングウィズジョイでも次走オープン特別を制している。着順、着差以上に中身の濃かったアースライズは前走が本来の姿。前々走は4角でかなり大外へ振られるロスがありながら、1、3、4着馬を上回るメンバーNo2の上がり時計だっただけに、乗り方ひとつでもっと際どいレースも可能だったことが伝わるだろう。前走は残り1ハロンまで行き場を失くして仕掛けが遅れ。それでも前がクリアになると一気に加速して牡馬相手の横綱相撲に本格化をにおわせている。ひと叩き(100011)ですでに経験済みの中京(000100)。前走以上にじっくり乗り込めるコース替わりなら、二千(100012)以上に怖さがある。
マキシマムドパリの前走は2着馬の早仕掛けでレースがしやすくなった事実。ハイペースを前々で凌いだ前々走は価値のある3着だが、最速上がり4度の経験でも案外瞬発力勝負となって信頼できる絶対的な戦績を残していない。ここで化けの皮がはがれるか、さらなる成長を遂げるか。両極端な結果を覚悟。
クインズミラーグロはいぜんマイラーのイメージが強い。上がりレースラップが全11秒台だった前々走の差し切り勝ちは見事だが、それまでの最速上がりはうそのようなジリっぽさだった前走が拍子抜け。スムーズに捌けなかったことが一因としても、直線勝負に賭けることのできるコースで改めて真価を問う。
シュンドルボンが前日1番人気とは意外だった。前々走は同日500万の二千より5ハロン通過が1秒3も遅い超スローだったにもかかわらず、最後の上がりレースラップが11秒9に不満。前走はメンバーNo7の上がり時計で着差ほど中身が伴わないことが二つ目の不満材料。休み明け(112000)でも中京(000000)、二千(010001)で何より得意な千八でも時計が半分足りないという事実。人気で妙味はない。 |