16⇒1、11、5 (18点)
3度目の正直でようやく息子を断ち切ったビッグアーサーが即勝ちか。親子鷹よろしくで同じ鞍上にこだわり続けた結果が取りこぼしの連続。持ち時計をまったく信頼できずに鞍上の意思によって必要以上の消極策がアダとなってきた。4走前は4角で十分すぎる手応えながら前を捕まえ切れず、前々走は勝ち馬の直後という不可解な位置取りから最速上がりで届かず。前走は未知なる距離であえて瞬発力勝負に挑む選択が裏目に出ている。とにかく遅すぎるスイッチ。鞍上の勝負弱さ、資質の低さが目立つ展開負けの連続になっただけで、高い能力の評価はいまだ変わりない。千二(620000)で持ち時計ベスト。千二の上がり時計比較でメンバーNo3なら、逃げ馬の直後の位置取り、または番手でも押し切れる計算が成り立つ。稍重(201000)。
ダンスディレクターは京都(430000)に絶対的な自信。地味な血統だが、まるでディープ産駒のような瞬発力は天井知らずの鋭さでますます磨きがかかっている。確かに前走は直線内目のコース取りだった馬が多数行き場を失う中で外目のコース取りが奏功したとしても、残り150で一旦先頭に立つ内容は褒めていい。差し返されたのを失態ととるか、勝ち馬が強すぎたととるかだが、休み明け(121002)でこれだけ走れば十分すぎる収穫があったということ。阪神(110101)から得意の京都へ。さらに叩き2戦目(120100)なら数字を素直に受け取れる。
アースソニックも数字だけなら負けてない。千二(553219)だが、この1年間は馬券を外してない安定感を誇る。徹底したスプリント路線で置かれても崩れなく、京都(422115)とコース適性の高さも胸を張れる。何より稍重(312001)、重不良(110101)で回復が早くても遅くてもどちらの馬場でも得意な条件なら中心馬としては最適か。癖馬のテン乗りをどこまで減点するかに絞っていい。
トップハンデでもサトノルパンは見限れない。前走は人が替われば馬が変わるという典型的な例。出遅れながらも逃げ馬の直後の位置取りでしっくりきた。残り1ハロンで先頭に立って押し切った内容は着差以上に強さを感じさせている。前走で自身の上がり時計の自己ベストに0秒2差、千二の自身上がり時計ベストとなって体調の良さは太鼓判。 |