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阪神裏読み関東
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11R
関西
1R2R
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阪神11R穴推奨レース

3連単フォーメーション6、2⇒6、2、1、8、17⇒

6、2、1、8、17、11、4、5 (48点)

3連複フォーメーション6、2-6、2、1、8-

1、8、17、11、4、5 (24点)

馬単6⇒2、1、8、17、11、4、5、16

2⇒6、2、1、8、17、11、4

ファンディーナのローテーションは歴史に残る最悪なローテーションだった。長距離輸送を2度も経験(本来は皐月賞とオークス)することを選んだ陣営の素人っぽさにデキの悪さや経験のなさが表れている。さらにレース内容的にも背伸びしすぎたことがうかがえる。結局字面だけで選んだ牡馬への挑戦。3走前は新馬並み、前々走は未勝利並みのラップという恵まれすぎた前残りの展開で厳しい競馬を未経験ならば、3角過ぎから仕掛けの始まるサバイバルになりやすい皐月賞ではモマれて終了という前走の結果は予測できた。自らいばらの道を選んで反動からオークス回避という最悪な結末。一口馬主だからこそ名前を売るための暴挙だったとして納得するしかない。前走は残り1ハロンからまったくの無抵抗で着差以上の惨敗。距離短縮と牝馬限定となって以前の輝きをどこまで取り戻すか。今年の活躍を占う大事な一戦になる。

リスグラシューの復権はどうか。クラシック時はツキにも見放されたレースがあって、どうにも噛み合わなかった不完全燃焼続き。小柄ゆえの消耗がすべての歯車を狂わせたということ。初勝利がレコード勝ち、続く重賞も一騎打ちを制した2連勝でGⅠ2、2、4着は物足りなかったのは状態そのものに上り目がなかった可能性が高い。3走前から馬体減り。前々走はテンションが高めで、前走は数字以上の馬体減で見るからにギリギリの馬体だった。今後のためにひと息入れてどこまで馬体を増やせるか。理想は大幅な馬体増。

モズカッチャンはまさに走るたびに地力強化してきた。未勝利勝ちは別にして2勝目、3勝目は明らかに平凡な勝ち時計だったが、前走は完璧なレースぶりからGⅠで2着。母のきょうだいにモズ(札幌2歳S2着)、クインズパリジャン(京王杯2歳S2着)。この馬の異父兄モズドゥーチェは中央デビュー未勝利後、名古屋転入で現在10勝。意外性あってもどこか抱える勝負弱さやダート馬の血統からイメージしにくい大化けだった。前々走は唯一の上がり33秒台で最速上がり、前走はメンバーNo3の上がり時計ならば、少なくても瞬発力は世代トップレベル。パワーも兼ね備えている重厚な血統馬は大雨も歓迎だ。

瞬発力不足を露呈してきたブラックスビーチは願ってもない道悪競馬となる。瞬発力不足はディープ産駒として致命的な欠点だが、先週の紫苑S2着カリビアンゴールド、3着ポールヴァンドルを一瞬の脚を使ったメンバーNo4の上がり時計で前走完封は見逃せない。千八ベストをにおわせるジリな中距離型で、この馬も大幅な馬体増が理想になる。

先週の紫苑Sからも1000万好走がひとつの目安。メイショウオワラは何より重(200000)で色気が出る。持ち時計そのものは標準的でも、単純な上がり時計比較では前走の数字がそのままメンバーNo1。直線坂コース、千六以上の上がり時計比較もNo2の瞬発力で、ペースに恵まれたとはいえ、重賞でも対抗できる爆発力を備えていることがうかがえる。22キロ増がほぼ成長分となって理想的な成長カーブを描き始めた上がり馬。ひと叩きで理想的な時計かかる道悪競馬は強運というしかない。

デビュー2戦連続の最速上がりだったミスパンテールはいぜん見限れない。チューリップ賞は鞍上特有の後手後手の仕掛けから入口で外からフタをされて仕掛けがさらに遅れたにもかかわらず、勝ち馬ソウルスターリングより上回る上がり時計が能力の片鱗。前々走の不可解な惨敗や瞬発力型を突然前々の攻めからも、鞍上との相性は最悪に近い。もちろん乗り替われば、少なくても今後につながる競馬を期待できるが、差し追い込み馬は後方から大外ブン回し専門という騎手で尻すぼみ。