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東京裏読み
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11R
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東京11R

3連単フォーメーション10⇒9、1、8、2、4⇒

9、1、8、2、4、6、7 (30点)

3連複フォーメーション10-9、1、8-

9、1、8、2、4、6、7 (15点)

馬単10⇒9、1、8、2、4、6  9、1、8、2⇒10

字面だけが良く映る完成度の低い2歳馬。タワーオブロンドンが人気になるようなレースなら波乱前提でいいだろう。少なくても控える位置取りを選択した場合は怖さなし。鮮やかな逃げ切り勝ちとなったデビュー戦こそが本来の姿と確信している。前々走は完璧な勝ちパターンに持ち込みながら、まさかのゴール直前でソラを使ったような失速。差されたのがサウジアラビアRCで見せ場もなかった地方馬ダブルシャープ。1、4着に地方馬からもうかがえるレベルの低さでデビュー当時の凄みが薄らいだ。決定的なのが前走だ。翌日の未勝利よりわずか0秒2速い程度の勝ち時計に何ら価値を見出せない。5ハロン通過が1秒4も速く、レースの上がり時計は1秒5も遅いことが低調さそのものを示している。ペース音痴の先行馬が暴走して作り上げた追い込み競馬。スタート直後に置かれたことがかえって奏功した。単純な上がり時計比較はNo9。まずは瞬発力勝負への対応力を測りたい。

デビューから距離を縮めて前走でしっくりきたピースユニヴァースはステップ的にも走りごろ。不利もあったデビュー戦は最後の最後でバテ気味だった馬にも差し返された距離の壁として割り切っている。前走は絶好位から追い比べで鋭さ負けから休養入りしてすべてが好転。もっと馬体は増えていい印象だが、それでも休み前より見栄えする好馬体で帰ってきたのはいい傾向だろう。レースでは前半かなり行きたがったにもかかわらず、終わってみれば33秒台の最速上がり。課題だった瞬発力、時計勝負にメドを立てて、3着に0秒7差ならば完全にひと皮むけたということ。前走以上に折り合いやすくなる重賞でさらなるパフォーマンス向上。

函館2歳Sのレベルの低さはすでに実証済み。カシアスが休み明け、距離延長、初コースで太刀打ちできる可能性は極めて低い。2着ウインジェルベーラは次走の2歳オープン特別で惨敗してダート路線へ。3着アリアは自己条件の牝馬限定500万も勝てず。4着デルマキセキは次走2歳オープン特別で上位となった地方馬2頭より上がり時計が劣る始末。5着パッセはすでに引退も考えなければならないほどその後は不振が続いている。函館デビュー組は例年以上のレベルの低さが裏付けられれば、見せ場があってからの狙いでも遅くない。前走は当日2歳未勝利より0秒5上回っただけの勝ち時計。

エントシャイデンは子供っぽさが致命傷になる可能性が否めない。前走は残り350で先頭に立つまでの瞬発力は非常に速かったが、そこからはジリ貧。瞬発力の持続力か、距離そのものに問題がありそう。何度も手前を替えてフラフラな状態でギリギリ凌いだ内容は課題だらけ。4着馬と0秒8差がスピード基準でも、正直マイナスなイメージしかない。走るたびに急上昇するディープ産駒の底力だけが頼り。

タイセイプライドの前走は初戦から一気にトーンダウンした。前週の未勝利よりわずかに上回った程度の勝ち時計に余裕すらみえなかったからだ。未勝利並みのラップでハナを切った馬が4馬身差の大逃げになる不可解な特異な流れ。結局4角の前5頭で掲示板独占の前残りからも価値を見出せないことがわかるはず。直線入口先頭でそのまま低調な上がり時計でも押し切れたことが決定的なレベルの低さ。字面と鞍上で人気先行に妙味はない。

小倉2歳Sも函館2歳Sに負けないレベルの低さ。過去10年でワースト2タイの勝ち時計。7年続けて1分8秒台以下が途切れたレースにもなった。前々総崩れの中で唯一残ったアサクサゲンキには一応の評価が可能だが、重賞ホルダーという威厳は感じられない。典型的なスピード先行のスプリンターで、微妙な距離延長と直線の長さ。あくまでチャレンジャーの位置づけ。楽勝しても惨敗しても驚かない。