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阪神裏読み
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関西
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ローカル
7R11R
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阪神11R

3連単2軸マルチ8、2⇒11、17、4、18、7 (30点)

8、11⇒17、4、18 (18点) 8、17⇒4、18 (12点)

2、11⇒17、4、18 (18点) 2、17⇒4、18 (12点)

3連複フォーメーション8、2-8、2、11、17-

11、17、4、18、7、6 (24点)

馬単BOX8、2、11、17、4

札幌2歳Sのメンバーレベルの低さでロックディスタウンの評価はガタ落ちだろう。2~5着馬の次走は軒並み平凡。2着ファストアプローチは手薄なメンバーの重賞2着が目立つぐらいの実績で、自己条件を勝てない馬もいるのが現実。前走も絶妙な仕掛けのタイミングが奏功したというメンバーNo4の上がり時計はごく標準レベルで前々走と一変して価値を見出せない。休養明けでいきなり距離未経験のGⅠにぶつけるローテーションの悪さに加えて不運な大外枠を引くツキのなさ。時計勝負も瞬発力勝負も未知数な現状で人気になると妙味はない。

2勝馬がいずれも平凡な時計で取捨を悩ませている。典型的なのがリリーノーブルだ。前走は同日の未勝利より5ハロン通過が1秒3も遅く、勝ち時計は未勝利より0秒2も遅い低調な数字。超スローにもかかわらず、最速上がり比較で0秒2だけ上回っただけならば、未勝利並みのレベルとして割り切るしかない。千六の持ち時計、千六限定の上がり時計はそれぞれメンバーNo5、7。重賞で上位人気になるレベルではない。

ラッキーライラックリリー同様に強調点を探すのに苦労する。前走時計は同日の未勝利にわずか0秒2上回っただけ。確かにレース1時間前に雨が降ったとはいえ、時計ひとつ以上も悪化したと思えない雨量で良好な馬場だった事実。各ジョッキーが雨を意識しすぎて引っ張り込みすぎて単騎逃げ、縦長のどちらも理解できない不可解な流れとなった。人気薄の逃げ馬が残ったこと、最速上がり34秒7から35秒0まで実に10頭もいることが絶対的に前々有利の前残り競馬を示している。前走の折り合い難からも完成度はまだ低い。

ソシアルクラブは血統だけが頼り。とにかく数字的に重賞で通用する数字はまったくない。超高速馬場だった前走は1分36秒台決着ならば、本来差し馬の上がりは33秒台が及第点。現実に芝で当日の最速上がりは32秒台を含めた33秒台以下が連発。1分22秒2の好時計だった未勝利でもレースの上がりは34秒2だった。数字に見どころなく、いまだにこの馬以外で勝ち上がりのない超低調メンバー。直一気を決めたことも驚きはない。

マウレアは前走でメンタル面の強さを示しただけにソシアルより見込みあるが、それでも数字的には頼りない。各馬が引っ張り込んで単純な瞬発力勝負で時計差はもちろん、上がり時計にも大きな差はない。ラスト2ハロンは11秒1-11秒2ぐらいが強調点か。いずれにしても牝馬限定で上がり時計メンバーNo3に重賞通用の根拠にはならない。

2勝馬の2勝目にいずれも胸を張れるような数字がなければ、デビュー戦を重視。トーセンブレスの衝撃的な前々走を見直したい。2、4、5、9着が勝ち上がっているメンバーレベルの高さで、加速する上がりレースラップ。さらにメンバーNo2の上がり時計より1秒1も速い最速上がりが重賞通用の規格外の瞬発力を示している。致命的になるスタート直後のテンの鈍さや残念な乗り替わりを割り引いても不気味な存在感がある。左回りに若干の戸惑いをみせた前走でも上がり時計はメンバーNo4。