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中山裏読み
関東
1R2R
5R6R
8R9R10R11R12R
関西
1R2R
3R8R
9R10R
11R12R
ローカル
1R2R
7R10R
11R
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中山11R

3連単フォーメーション5、10⇒5、10、1、6、2、9⇒

5、10、1、6、2、9、15 (50点)

3連複1軸BOX5-10、1、6、2、9、15

馬複BOX5、10、1、6、2、9

中身が伴わない薄っぺらい2勝馬のジェネラーレウーノが人気上位になるような低調メンバー。もちろん、この馬が勝つことに驚きはないが、惨敗しても納得できる成績であることは間違いない。前々走は同日の古馬500万千八の勝ち時計が1分46秒9の馬場で2分3秒台。前走は同日1000万の千六が1分33秒4の馬場で2分1秒台。勝ち時計的には及第だが、ラスト2ハロンのラップが11秒3-12秒0はいかにも後続の差し馬が低調だったことがうかがえる。このレースの1番人気が次走でダート変更するようなメンバー構成だったこと、残って当然のスローだったことなどを割り引くと強調点を見出せないのが本音。重賞でいきなりチークP着用が完成度の低さを物語る。前2走はいずれも5ハロン通過が62秒台以上の遅さ。この馬にとって61秒台で試練、60秒台突入で地獄になる経験の浅さはモロさ同居の逃げ馬としての評価で固めたい。

コズミックフォースは国枝=ルメールの典型的な叩き良化型。同じような戦績だったアーモンドアイが重賞制覇からも色気十分だろう。とにかくアーモンド同様にデビュー戦をまったくやらず、行かずの徹底した試走。前半は折り合いだけに専念して3角でほぼギブアップの位置取りでも仕掛けることなく、最後までムチをまったく使わなかった。それでも最速上がり33秒2の瞬発力が素質の片鱗。ひと叩きの前走は一変して戦闘モードで引っ掛かるぐらいの行きっぷりの良さ。道中の折り合い難が反応の鈍さに直結したが、坂を上がってからの伸びは数字以上の凄みがあった。2分2秒台の決着で上がりレースラップ11秒5以下を連発して最後も11秒台にまとめた内容は1勝馬以上の重み。

イェッツトは鞍上次第で大本命だったが、このコンビでは意気消沈。鞍上の最近は年々2割ずつ勝ち鞍が減って急速な衰え。直線馬群を捌いて内から抜けてくるイメージがなくなるのも当然と言えば当然だろう。馬自身は世代トップレベルだけに残念な陣営の判断だった。前走は唯一の上がり34秒台。残り150で先頭に立つまでが一瞬だった瞬発力は父カンパニーと思えぬ凄みがあった。好馬体、レースセンスの良さから少なくも将来的に重賞ロードへという逸材。

スラッシュメタルの前走はレース前から終わっていただろう。初重賞制覇に向けて陣営が力入りすぎたのか、数字以上に馬体減りを感じさせて完全に仕上げ失敗の気配だった。4角早々にムチ連発の行きっぷりの悪さは上がりレースラップが減速なしの超ハイレベルだったデビュー戦と同じ馬とは思えない内容の悪さ。中途半端な休養で今回は長距離輸送。まずは馬体増が大前提で気配優先の穴馬となる。