16、1⇒15、10、9、6、7、3 (36点)
16、15⇒10、9、6、7 (24点)
1-16、15、10-
16、15、10、9、6、7、3、8 (18点)
16⇔1、15、10、9、6、7、3、8 1⇒15、10
グレーターロンドンが最近、スランプ気味になったのは距離なのか、コースなのか。いずれにしても乗り替わりで確実な刺激を得て再び輝きを取り戻せる。とにかく最近の乗り方は低調すぎた。流れ無視のルーキーレベルで直線まで徹底待機。知恵も工夫もいらない単純な乗り方では距離克服もGⅠ挑戦も力負けは当然だろう。3走前は未勝利並みのペースで終わってみれば過去10年でワースト2タイの時計。上がり32秒台の脚を使っても届かない展開負け。前々走は無謀な大マクりで自滅。前走は未勝利並みのラップにもかかわらず、必要以上に控えすぎたペース音痴がすべての敗因となっている。マクりの飛び道具をいつも間にか封印したことが見事に裏目。レースレベルが高くなると太刀打ちできなくなるような悪癖馬として完成された嫌いはあるが、距離短縮とコース替わりと呪縛の解かれた乗り替わりで前3走以上のパフォーマンスは確約できる。千六(500100)、東京(401101)。千六の持ち時計No1、千八の持ち時計No2。
アドマイヤリードの前走は勝てるレースを取りこぼした。未勝利並みのラップでほぼ最後方から。直線入口では馬群に突っ込まず、ロス覚悟の外出しだったが、何度も行き場を失くして結局追えたのが正味残り150だけというコース選択の悪さ。それでも最速上がりがこの馬の凄さで、2度目の上がり32秒台突入には価値を見出せる。ここ6戦で4度目、通算でも8度目の最速上がりが示すように切れ味にはますます磨きがかかってきた。改めてマイラー色のイメージを強めた一戦。休み明け(001004)だけが唯一の死角らしい死角。
ダイワキャグニーの前走は右回りというより鞍上の癖の問題だ。スロー確定メンバーで不可解な徹底待機。未勝利並みのラップで瞬発力を求められると策がないということ。鞍上がペースを見極めきれなかったことがすべての敗因として割り切るしかないか。いずれにしても今後も瞬発力勝負に課題を残すジリっぽさ。現実に単純比較でここのメンバーNo13の瞬発力に凄みなし。徹底先行で時計勝負に持ち込むことだけが唯一の勝ちパターンになる。
ダノンプラチナは遅すぎる乗り替わりの英断だった。数字的にもはっきり伝わる鞍上の衰えにもかかわらず、勝てるレースを何度も取りこぼしても同じ鞍上にこだわり続けた結果が2年以上も未勝利。前走でようやく久しぶりの美酒でも勝って当然の力関係だったことは否めない。追い込み型をさらなる徹底待機で展開負けを連発する鞍上に乗り替わりでは化学反応も望めないか。いつも通りの位置取りでは良くも悪くも相手なりまでで終わる可能性が高い。
1年以上のブランクから短期間で見事に立ち直ったのがクルーガー。上がり時計33秒台がたった1度だけの経験は物足りないが、ここ3戦はそれぞれメンバーNo1、3、3の上がり時計なら数字ほど切れ不足というイメージは薄らぐ。上がり時計の単純比較でメンバーNo16より千六の持ち時計No5を重視か。 |