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東京裏読み
関東
1R2R
4R5R8R9R10R11R12R
関西
1R2R
3R4R
5R9R10R11R12R
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東京11R

3連単フォーメーション10、2、12⇒10、2、12、7⇒

10、2、12、7、9、4 (36点)

3連複フォーメーション10-2、12-2、12、7、9、4、1 (9点)

馬単10⇔2、12、7、9、4  12、7、9⇒2

グレイルは本当に強いのか。スローで超縦長になった京都2歳Sのレベルが半信半疑だけにここで真価を問いたい。いずれにしても前走で強調点を見出すのに苦労する。そもそも逃げ馬有利の5ハロン61秒台で超縦長になる不可解さ。残れなかった逃げ馬もちろん、早めに追いかけて勝ちパターンに持ち込んだ2着馬も勝ち切れなかったことがレベルの低さそのものだろう。京都2歳Sの過去4年の勝ち馬がトーセンスターダムベルラップドレッドノータスカデナ。総体的に早熟系が活躍するレースゆえに勝ち馬のイメージを曇らせていることもひとつの要因だ。いずれにしても上がり33秒台未経験のディープ産駒で直線の距離延長にプラスなし。さらに決定的な減点材料が斤量57キロ。クラシック当確レベルだけがクリアできる厳しい条件が揃っている。現時点では良馬場より道悪が理想。

勝ち馬は京都2歳Sの2着馬。このレースの微妙なレベルがホープフルSのレベル疑問につながっている。ステイフーリッシュの前走3着は過信できない。同日古馬500万と5ハロン通過は0秒3速く、勝ち時計は0秒1速いだけ。本来2歳暮れの時点で1600万レベルがクラシックに直結する中、ほぼ古馬500万レベルで価値を見出せないのも当然だろう。キャリア2戦目の激走とはいえ、ハイペースの追い込みがはまった感は数字的に表れている。ここでは乗り方の選択も難しくなった。

厩舎にしては珍しい自己条件から確実な賞金加算。地道にキャリアを積んできたゴーフォザサミットは前走の勝ちっぷりが驚きだった。前々走は馬場を割り引いても時計と上がり時計とラップがアンバランスだったが、前走は見事な変身ぶり。時計勝負、瞬発力勝負にメドを立てたどころか、クラシック有力馬に匹敵する数字を叩き出している。前日の1600万より5ハロン通過1秒2も速かったとしても、勝ち時計は同タイムは立派な数字。レースの上がり時計は0秒2だけ劣っただけならば、少なくても京都2歳S以上のレベルだったことは間違いない。

カフジバンガードは一番しっくりくる距離で本領。ダートの短距離血統馬が意外な芝適性の高さ。一貫性のない距離選択でも随所に大物感を漂わせている。初勝利は1秒差のぶっち切り、ワグネリアンに0秒6差、きさらき賞2着グローリーヴェイズとの一騎打ちを制するなど、すでに隠れオープン馬としての凄みを兼ね備えている。デビュー戦を除けば、上がり時計はメンバーNo3、1、3、2、2。重賞でも重賞級相手でも不発のない瞬発力で、レースぶりにも瞬発力にも世代トップレベルが裏付けられた。豊富なキャリアと持ち時計No1となる距離延長。さらに絶対的に得意な道悪で凄みを増す。雰囲気ある好馬体から本格化は時間の問題。