11⇒7、12、8、16、10、2 (90点)
7⇒12、8、16、10、2 (60点)
11-7、12、8-
7、12、8、16、10、2、15、5 (18点)
7、12、8、16、10、2、15、5⇒11
11、12、8、16、10、2、15、5⇒7
鞍上はもとより常に"普通の立ち回り"を期待することのできない未熟さを抱えて5年目の大きな壁から抜け出せず、年10勝台という低空飛行が今の現状。勝てるはず、好走できるはずの重賞でも取りこぼしの多さが目立って今やほぼ月1勝も危うくなっている。それでもノーブルマーズは見限れない。外国人騎手ならば確実に上位が計算できる能力を秘めているからだ。同じ未熟な鞍上にこだわりすぎてチャンスを逃している典型的な例だろう。言われたとおり、想定どおりの乗り方しかできない瞬時の判断の悪さがネックになって、どんな流れでも番手競馬に徹するという不可解さな乗り方が足を引っ張っている。ハナを切れば活路を見出せたという4走前の目黒記念は結局、逃げ切り勝ちを許したことはまさにこの馬を表す象徴的なレースだった。これまでのキャリアで上がり33秒台はわずか2回だけ。完全なる鋭さ負けとなった前々走で2度目の記録を叩き出せば年齢的な衰えはない。初の古馬重賞挑戦となった昨年の日経賞で0秒8差。続く2度目の挑戦の目黒記念で2着。GⅠ初挑戦の宝塚記念3着ならば、前2走は一過性のポカとして十分に理解できるはず。叩き3戦目(111011)で変わる余地。稍重(004010)でパワー馬場は大歓迎。
ガンコの大駆けはどうか。昨年は当時1000万勝ちの直後にこのレース3着馬。その後1600万⇒日経賞で連勝を決めてオープン入りしたが、さすがにGⅠ、GⅡではスピード、スタミナ、瞬発力のどれをとっても通用しなかった。時計のかかった良馬場の日経賞勝ちなど、道悪(100100)が示すようにパンパンの良馬場よりもパワーが求められると強さを発揮。時計のかかる今開催の馬場はまさに待ちに待った好条件となる。行きたい馬が揃って乱ペースこそ輝ける舞台で、主戦に戻して前々競馬ができるかどうか。
メイショウテッコンの前走はお粗末な内容だった。この馬を控えてコントールできる技術もないのに驚きの待機策。案の定、掛かり気味の折り合いになって得意なはずの長距離戦を取りこぼしている。高いレベルになるほどへぐりの多い鞍上の呪縛から逃れられて、ようやくハンデ戦で手頃な56キロ。二千四(101000)、休み明け(101001)を加味すると主役としての扱いも十分に可能だろう。とにかくハナにこだわって地力勝負に持ち込むべき。好調の鞍上に託す。
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