12、4、7⇒12、4、7、8、3⇒
12、4、7、8、3、13 (48点)
12-4、7、8-4、7、8、3、13、2 (12点)
12⇔4、7、8、3、13、2
古馬初の重賞挑戦でさらにGⅠ並みのメンバーが揃っていた札幌記念が0秒4差。スティッフェリオが重賞2戦目の前走で貫禄勝ちも当然の結果だった。3走前にサングレーザー、モズカッチャン、マカヒキらのGⅠ級に同斤量でいずれも0秒4差。4角前の手応えで勝利を確信できた横綱相撲の前走で一気にスケールアップした可能性が増す。直線入口で早々先頭から思ったほど差を広げられなかったが、超ハイペースを前々で攻めた結果なら仕方ない。この馬を熟知している主戦に戻してさらなる上昇曲線はすでに確定的となっている。あり得ないほど消極的だった前々走は鞍上が下手すぎた一過性のポカ。本来ローカル重賞は恵まれた力関係だ。
同型を厩舎3頭出し。ブラックスピネルの出番もあっていい。ブリンカーによって行きっぷり一変。スローとはいえ、3着馬に道中、若干突かれながらの完封劇は数字以上の驚きがある。直線前に少しずつ引き離して残り1ハロンの時点で3馬身差のセーフティリード。残り100で苦しがって逆手前になるものの、完璧な逃げ切りは引退も時間の問題と思われた馬の完全復活とみていい。いずれにしてもホープフルSと京都新聞杯で4着、ラジオNIKKEI賞とチャレンジCで5着、京都金杯2着を含んだ東京新聞杯勝ちのある重賞馬が輝きを取り戻せばここも展開ひとつ。
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