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東京裏読み
関東
1R2R
8R10R
11R12R
関西
1R2R
3R8R
9R10R
11R12R
ローカル
1R3R4R5R10R11R
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東京11R

3連単2軸マルチ13、9⇒5、16、7、15 (24点)

13、5⇒16、7、15 (18点) 13、16⇒7 (6点)

3連複フォーメーション9-13、5、16-13、5、16、7、15、1、2、4(18点)

馬単13⇔9、5、16、7、15、1、2

マイル界の最強1勝馬として完成されてきたクリノガウディーがさらなる充実期。確実に経験値を上げて裏付け十分のマイル適性の高さならば十分に太刀打ちできる。デビュー戦だけの勝ち鞍だが朝日杯、中京記念のいずれも2着で賞金加算。朝日杯でグランアレグリアに競り勝ち、中京記念ではプリモシーンに先着している。もちろん、時計面で確かな説得力。キャリア3戦目の朝日杯は古馬3勝レベル。馬券圏外となった3走前でも1分31秒台の破格時計を叩き出している。これまで1分33秒台以下が5戦連続。古馬相手には負けても0秒9差の安定感など、いぜん勝ちパターンが定まらない現状だからこそ価値を見出せる。左回りの時計勝負は胸を張って挑める。

プリンモシーンディープ産駒の終了を示すような典型的な尻すぼみで見限ることが正解だろう。前々走は引っ掛かったことが敗因とみていたが、前走の惨敗で衰えを確信。切れ味自慢の瞬発力型が、スローを後方で行きっぷり平凡。何よりメンバーNo11の上がり時計が象徴的な数字になった。4角前のもがき方からもすでに以前の面影はまったくない。

ヴァンドギャルドは半信半疑の評価がしっくりくる。時計か、瞬発力の極限勝負は避けられない馬場状態。上がり33秒半ばが限界となっているディープ産駒。さらなる進化となるかがすべてのカギを握っているが、現状では正直イメージできない。56キロ以上で勝ち鞍なし、古馬相手には重賞どころか、オープン未経験。少なくても休み明けの高速馬場で主役になれるほどスケールは大きくない。

同じ上がり馬でもレッドヴェイロンはまだ変わる余地がある。慣れた東上で千六(322000)の距離スペシャリスト。アーリントンC、NHKマイルCをいずれも3着だが、インディチャンプダノンスマッシュプリモシーンに先着実績ならば、今までが過小評価されていたと納得できる。休み明け(300000)、東京(211000)で持ち時計No4。良馬場で上がり33秒5以下を連発していた切れ味は高速馬場なら不発なし。

レイエンダは一貫性のない距離選択と経験して成長できる時期に何度も休養という厩舎独特のローテに殺されたか。年齢的に若干早いが、どうやら年齢的な衰えが否めなくなった。最後の切り札としてのブリンカーも前走不発。行きっぷりはますます悪くなり、鋭さが陰るという悪循環は外厩頼りの厩舎として現役終了が近くなったことを示している。追い切りで再浮上が見込めず、実戦を重ねての変わり身待ち。きっかけがつかめてからの狙いでいい。

ドーヴァーは高速馬場で万事休す。すでに年齢どおりの衰えが見え隠れして、時計勝負でも瞬発力勝負でも以前の数字は眉唾ものになっている。万全な態勢で挑んだ3走前も上がり時計はNo7。千六(510202)、東京(312114)はある程度の割り引きが必要。

ケイアイノーテックは本質がダート血統。瞬発力勝負に苦手意識が芽生えているのに後方待機に構えるという矛盾がすべての不振を物語る。鞍上の性格か、陣営の指令か。いずれにしても中団より後方ではどんなに流れが向いても他馬に敵わない。NHKマイルCの後方一気はあくまで前の馬がだらしなかっただけで、自身の上がり時計は見た目ほど強烈ではなかった事実が見過ごされている。待ちに待った乗り替わりだが、58キロを背負わされて人気的に何のメリットもない。

ケイデンスコールは最後の芝マイルだろう。すでに過激な刺激がほしいほど極度のスランプ状態。じっくり構えても不発の連続は距離が長すぎるか、芝よりダート適性が強くなった可能性が否めない。再び鞍上を戻せば確実に前々走と同じ乗り方。スローをじっくり脚をためてメンバーNo11という平凡な上がり時計から劇的な変わり身を望む方が酷か。ひとまずひと叩き後。