7⇒8⇔2、3、6 (6点) 2、3⇒8⇒2、3、6 (4点)
結論から言えば前走でマイラプソディの評価はガタ落ち。クラシック級よりさらに格下のオープン~重賞級でも太刀打ちできない可能性が高まった。
とにかく前走は同日の古馬1勝クラスがいい物差し。同じ二千で道中のラップはほぼ同じ。最終的に上がり時計もほぼ同じならば、同格が適性評価だろう。
京都2歳S 勝ち時計2分1秒5 5F通過60秒4
上がりレースラップ
12秒0-11秒8-12秒6
古馬1勝クラス 勝ち時計2分1秒6 5F通過60秒5
上がりレースラップ
12秒2-12秒2-12秒3
古馬1勝クラスの勝ち馬はその後休養入りだが、同タイム2着馬は次走の古馬1勝クラスで掲示板外、同タイム3着馬は続く2戦で6、4着。0秒1差の4着馬も連続の惨敗となっている。京都2歳Sの1か月後だった朝日杯が古馬3勝レベルだっただけにまさに雲泥の差。10月に古馬1勝クラスに届くか届かないレベルのレースからの参戦は、ごく普通に厳しいことが伝わるはず。前々走は翌々日の古馬1勝クラスより劣る勝ち時計。どれを並ばれても強調できる数字は見当たらない。とにかくここでは相手のレベルが低いことを願うだけか。
フィリオアレグロのデビュー戦はコントレイルの東スポ杯並みの衝撃があった。馬場の違いで馬場差が測りにくいが、翌日の良馬場だった未勝利より2秒2も速い怪時計。レースの上がり時計も上回っていれば、最大限に割り引いても古馬1勝クラスを上回る数字。同日の2歳オープン特別は千八で1分48秒1と比較しても2分1秒台に価値を見出せる。3着に1秒1差がスピード基準。2着馬が次走中山で再び二千の2分1秒台を叩き出しての楽勝によってさらに価値を上げたか。唯一の懸念材料は兄サトノクラウンも道悪だけの激走馬だったこと。稍重の弥生賞、稍重と重で2勝の京都記念、稍重の宝塚記念。象徴的なのが天皇賞秋2着時の極悪馬場。重賞6勝中良馬場はキャリア2戦目の東スポ杯と香港GⅠだけ。恵みの雨を待つ。
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