10、9、3⇒10、9、3、5、1⇒
10、9、3、5、1、11 (48点)
10⇔9、3、5、1、11、14
ランドオブリバティは結局、巡り巡りって元さやへ。乗り替わりの刺激だけが頼りだった癖馬は数少ない強調点を失ったのが現実だ。頼んだ方も頼まれた方も悪いという前走の乗り方で完全なる嫌気。スローを必要以上の待機策に何の意図があったのか。クラシックを意識するならば、教育か、経験かのどちらか確実な上積みが必要だったが、ただただ後方で立ち回って直線だけの競馬を選択に鞍上がGⅠを勝てない理由が浮き彫りになった。内容は追い切りよりわずかに上回る程度の走り。自慢できる数字も経験もなく、突然の一変はどうにも考えづらい。極端にしか乗れない鞍上を改めて配置がまさに大博打。前走もはるか後方で行きたがって鞍上の折り合い下手を露呈しているだけに人気的に妙味はない。ここをどう立ち回るかだけに興味。
ボーデンの前走時計は驚きしかない。数字どおりならば確実にクラシック直結レベル。ここも持ったままで圧勝可能な数字を叩き出した。前走は軽くしごいただけの横綱相撲で、まったくムチを使わずに残り1ハロンから流し始めたから恐れ入る。それで翌日の古馬2勝クラスより3秒も速い時計。どう低く見積もっても古馬オープンレベルの時計で、上がりNo2より0秒5も速かった唯一の34秒台だった最速上がりからも異次元レベルの数字がうかがえる。時計ひとつ以上を割り引いてもここで勝ち負けの計算。ひとまず素直に数字を受け取った。
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