2⇒1、5、8、9、4、10⇒
1、5、8、9、4、10、11 (36点)
1、5、8⇒2⇒1、5、8、9、4、10 (15点)
2-1、5、8、9-1、5、8、9、4、10、11 (18点)
2⇔1、5、8、9、4、10、11
ルペルカーリアがパンク覚悟でダービー権利獲得に踏み切ったのは意外だった。古馬になって稼げないような劣等生なら納得できるが、1億超えのクラブ馬を目先の栄光ほしさに強行ローテには首をかしげたくなる。
馬場の良すぎた超高速だったとしても、千八1分44秒台で走った馬を1カ月半で再び走らせるなど考えられない英断だ。このレースなのか、半年後なのか、もっと先なのか。いずれにしても十分な休養がなければダメージが出ることの避けられない前走の異次元時計。突然、破格の時計を叩き出した馬のその後は、パンクしなくても燃え尽き症候群など過去にも多数の悪しき例がある。
結局、時計を除けばまったく価値を見出せるような数字はなく、着差以上の完敗だった。道中は掛かって上がりNo4。まだまだ馬体成長がほしい成長過程をにおわせていることも追い打ちとなったか。いずれにしても前走の1~3着までが超ハイレベルだったことは1~3着馬の上がり時計が34秒0~34秒1からもうかがえる。上がり33秒台が確実な馬場と流れのここで真価が問われる。
ルペルを物差しにすれば、瞬発力型の台頭が当然。すでに距離は二千四を経験済みで最速上がりは3度経験。スタミナと瞬発力の融合で本格化間近なヴェローチェオロに妙味がある。芝では掲示板外なしという絶対的な安定感。6走前はエフフォーリアに0秒4差、5走前はダノンザキッドに0秒6差。4走前はここで出走すれば主役だったはずのディープモンスターに0秒2差で上がり時計は上回っていた。重賞と比較してもヒケを取らない実績を素直に受け取る。
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