16⇒１、９、８、６、３、５、11、15　(168点)

スタート直後からある程度、前を取りにいかないと内々で包まれる可能性が出るだけにレイパパネがハナか、番手かに限られるだろう。もちろん、ロザムールがまったく行く気を見せなければレイパパネの一人旅からの逃げ切り濃厚になるが、控えて策のないロザが控える選択はまったく考えなくていいだろう。ハナしか頭にないロザとある程度馬群から抜け出したいレイ。どちらも掛かり気味になりやすい気性ならば、少なくてもスローは考えにくくなった。
マクり追い込みで決まった昨年の再現になる確率が高まれば、好調な瞬発力型の出番。スローで最速上がりが35秒台だったオールカマーと勝ち時計も上がり時計もレベルが低すぎる秋華賞は軽視。残り４ハロンから11秒台突入のラップで上がり33秒前半だったアカイイトは上がり時計以外にも不気味な数字が並ぶ。休み明け(１０１１１１)から叩き２戦目(１１０１１０)、東京(０１０００１)から阪神(２１１２１１)だけでも魅力だが、何よりポツンと１頭だけ追走を格好よく思っているロートル騎手からの乗り替わりが最大の魅力。前任騎手はハイとスローの違いも判らなくなるほど体内時計に狂いが生じている。ごく普通の立ち回りで一変可能な能力は秘めている。