8、4⇒8、4、11、6、5⇒8、4、11、6、5、3(32点)
8⇔4、11、6、5、3
ガイアフォースの特徴はメンバーが強くても弱くても相手なり。結局、致命的な決め手不足で伸び悩んでいるのが今の現状だろう。要因は鞍上なのか、馬なのかの議論は別にして、いずれにしても陣営のマネジメントの悪さは否めない。ようやく千六で活路を見出したが、再び二千前後に欲を出し始めて歯車が狂い出している。少なくても二千では明らかな瞬発力不足。前走2着に0秒6差と言っても完全なる失速入線という内容の悪さ。ハイペースに引っ張られた1分56秒台の持ち時計も何の強調点も見出せない。前々走は前々有利の瞬発力勝負で前2走の連続上がりNo7がすべてを物語っている。3、4走前の差す競馬から前2走で一変した積極策でも結果につながらず、これで鞍上も乗り方をさらに悩んでいくのが常識的だろう。条件的にひとつも新鮮さを感じなくなって人気は上昇するという違和感はまさに母父クロフネからの血統どおり。
エピファニーは距離延長に若干の不安があった前走で完璧な勝利。千八で名手配置でも折り合いを欠いていた2、3走前がうそのような立ち回りだった。超ハイペースで折り合いやすかったことや恵まれたハンデなどを割り引いても、1分57秒台の勝ち時計と最速上がりが軽く相殺。一時のスランプ期から抜け出して再び昨年の連勝時のような輝きを取り戻したムードが出ている。大事に使われすぎた馬が少し気になる馬体減での大激走。休み明け(301002)でもひとまず気配優先だが、まともな状態なら大きく崩れることはない。
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