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3R4R
5R6R
7R8R
9R10R
11R


10R
マルチ2軸3連単6、3→8、2、M、5、7    (30点)

           6、8→2、M、5        (18点)

       フォーメーション3連複6、3ー6、3、8、2ー

             8、2、M、5、7、I    (24点)


斤量を背負った重賞ホルダーに絶対的な信頼できるタイプがいない。千二のスペシャリストがこれだけ少なくなれば各馬にチャンスは広がる。キングは格下でも安定したスタートと千二(10220)でいきなり重賞リーチ。前々有利の馬場で確実に1分11秒台。

ベルモントサンダーが前走で久しぶりの重賞制覇でも絶対的な中心視は危険だろう。力が入る一戦になると鞍上はポカを連続。はっきりしたマーク馬が存在すると前走のような鮮やかな勝ちっぷりだが、目標馬を絞るに難しい混戦メンバーになると不可解なレースばかり。肝心なところでスタートミスなど重賞で頼りない鞍上とのコンビが続く限り軽視したい。昨年は大井千二で1分10秒9の持ち時計や3戦連続で1分11秒台の記録。軽く圧勝できる能力は秘めている。

キングビスケットは12戦連続で徹底した千二使いがようやく実を結んだ。確かに5連勝など圧倒的な強さで出世してきたが、不思議と1分11秒台が大きな壁になって時計勝負に課題を残していた。レースぶりもどこか相手なりに動くだけ。ちょい勝ちの連続でクラスの限界が近づいたと思っていた矢先に前走の快勝が評価を一変させた。追えば追うほど伸びた瞬発力はまさに本格化の証明。重賞初挑戦になるが、世代交代がますます強まっている近況ならばいきなりぶつけても色気は出てくる。底力と格は見劣らない千二のスペシャリスト。前走の勢いをそのままならば、ハードルは高くない。

ショーターザトッシに以前の爆発力を求められなくなった。かろうじて2着を死守した前走で限界を感じさせた6歳馬。得意の千六でも入着ラインという現実では昇り目はイメージしづらい。昨年のこのレースで6着、東京シティ盃は7着。いずれしても強調に乏しい内容になっている。

千二の距離適性、状態、ステップなどすべてを考慮すれば、スズランメイクの大駆けがあっても驚かない。現実に3走前でキングを完封。勝ちレースでは1分12秒前後の絶対スピードはスタートさえ決まれば差のない力関係で、内枠を引いて変わり身を期待したい。前2走はあくまでスタートが決まらなかっただけ。後手に回って大バテしないことが以前と違う成長具合。

ディープサマーの前走は3角で一気に手応えが悪くなって脱落したが、直線では盛り返す不可解なレース内容。まだ完調手前だったと納得すれば叩き3戦目で輸送の短い大井で一変する可能性を秘めている。なにより統一Gで馬なりで先行したテンの速さが魅力。とにかく前々で攻められる先行馬は軽視できない。

ベルモントギルダーは千六の逃げ馬として固まっている。もとより地元より大井は走らない。パフィオペディラムは牡馬と牝馬の差が歴然でどうにも打つ手がない。穴ならばスタートが決まらなくなっているフーバーダムが五分に出た際。はまれば瞬発力は迫力満点。