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3R4R
5R6R
7R8R
9R10R
11R12R


11Rマルチ2軸3連単
I、2→3、9、7、L、8、4  (36点)

           I、3→9、7、L        (18点)


絶対的な中心馬不在。交流重賞レースが経験不足のJRA勢が相手になれば地方勢にもチャンスはある。前々で勝負したいデアリングペディが早仕掛けになるJRA馬で、直線までじっくり待機の追い込み馬にも展開ひとつ。状態の良し悪しが重要。

ケアレスウィスパーの不振は精神面からか、条件が合わないだけか。オークスでは昨年暮れのクイーン賞でメイショウバトラーを子供扱いした新女王ホワイトメロディーの2着。3着馬に1秒差からも単純比較で古馬に見劣ることはない。すでに次世代エース級がレベルの高さを証明済み。パワー勝負になりやすい大井コースで主役が確定する。二千百で結果を残しても相変わらず短距離志向のローテーションが根本的な間違いと納得して狙いたい。53`は恵まれた。

ベルモントノーヴァは予想外の積極策でトキノミスオースの勝ちレースを奪い取った。4`の斤量差を感じさせないひとマクりで圧勝。大井千六は鞍上がよほど自信があったのだろう。ベストの距離で強気の攻め。終わってみれば格の違いで圧倒して南関東の女王の座を確立するのも時間の問題となった。450`前後で安定した馬体は体質強化、苦手意識のあった大井コースで崩れなくなった安定感、前走で流れに左右されない自在性が加われば鬼に金棒。千八未勝利も気になる材料ではなくなっている。人気になってどう乗るか。鞍上の腕のみせどころ。

鞍上さえしっかり乗ればデアリングハートは楽勝の感触がある。デビュー以来初のダートが前走の交流重賞。苦手な小回りを克服して3着は、さすが重賞3勝の実力馬ということ。斤量が3`軽いパフィオペディラムと実に1秒4差で単純に重賞の勝ち負けライン。直線の長い大井外コースとなれば、ますます色気が出てくる。打てば響く瞬発力。仕掛けどころさえ間違わなければ差し切れる。大井のキャリアが少ない鞍上だけが軽視理由。

ペディクラリスはJRA3連勝から挑んだ昨年のTCK女王杯は、必要以上に控える競馬でまったく流れに乗れなかっただけ。勝ち馬サウンドザビーチに次ぐ上がり時計で馬場の適性は示した。続くエンプレス杯は強引すぎるマクりで失速したが、連続5着はいずれも展開負けがすべて。レマーズガールと0秒2差、展開ひとつで豪快な逆転劇が浮かんでくる。正月を挟むといくらかトーンダウンの藤沢厩舎で割り引きは必要だが、繰上げ出走のツキの良さを生かしたい。490`前後が理想。

大駆けならばサヨウナラか。昨年のマリーンC7着時よりも心身ともに充実中。当時より17`増の前走で、オープンクラスでも崩れなくなった地力強化が成績からはっきりとうかがえる。不発のない瞬発力。置かれる脚質から大井外コースは願ってもない好条件になった。遅咲きのブライアンズタイム産駒は、自分の形に徹して混戦を待つ。

重賞でのスローペース依存症はJRAも地方も同じ。昨年0秒2差の4着だったクインオブクインの再現レースも期待十分。相変わらず牡馬相手に好走のタフな牝馬は、展開の利と恵まれた斤量になれば厳しいローテーションでも狙え目十分。長距離輸送で大幅な馬体減の傾向で、まずはパドック注目。

早仕掛けが厳禁な外千八。それでもJRA交流は3角すぎからJRA勢は仕掛けてくる。混戦に強いアウスレーゼ、内田博騎手を配置したラピットオレンジにとって絶好の流れか。1分53秒後半の決着になってワイドが届く。