９→11、12、５、６、１、３

ブルータブーはさすが道営二冠の実力馬。長いブランクを問題にしなかった前走内容は重賞にも届く好内容だった。手ごろな相手ならば格上挑戦でも、地力と適正の高さで通過できる。相手探し。

短距離界に新星が誕生した。１年以上のブランクを難なくクリアしたブルータブーの前走は圧巻の内容だった。掛かり気味になるほど行きっぷりが良く、ほぼ持ったままでぶっち切り勝ち。時計も重賞に届く１分11秒台。道営では連対パーフェクトの二冠馬が、順調なローテーションになっていよいよ重賞ロードへと勢いづく。幅のある距離実績だが、スプリント戦は一番インパクトが強い。

ネガイヲコメテの前走はレベルが高すぎた。Ｂ２としては破格の１分11秒台の決着。１、２、３番手で決まった流れでいつもより消極的に動いたことも大きく響いた。衰えるどころか、ますます充実ぶりが伝わる馬体ならば自分の形で修正は簡単にできるはず。スタート勝負。

アインカチヌキの前走は明らかに鞍上の暴走。モマれることを嫌ったためとしても、超ハイペースの逃げでは大バテも当然だった。外から被される流れはどうしてもポカの出るモマれ弱さ。理想的な大外枠を引いて反発可能。

ローレルウェルシュもハイペースに巻き込まれたが、内外が逆になって今度はハナが切れる絶好枠の枠順。筋肉質の馬体は走る雰囲気がある。馬体は悪くないブレイブスピリットはきっかけひとつで変身できる実績が強み。

牝馬らしいモロさ同居のストロングライデンは強力な同型馬の連続で再び深いトンネルに入った。転入後、一進一退のレースが続くフォワードダンサーは直線の長い大井コースに疑問。