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12−9、8、4、3、2、13、1 12、9→8、4、3、2、13、1 (36点) 12、8→4、3 (12点) 12−9、8、4− 9、8、4、3、2、13、1、11 (18点) イニシュ、アオイはここが格上げ戦。グレイトは微妙な千八。時計勝負に裏付けがほしいボストンもどこか頼りない。JRA1000万勝ちが時間の問題になっているプラチナには恵まれた相手だろう。久しぶりの交流戦のブルーも軽視できない。 重賞への足がかりにイニシュモアは力が入る一戦になった。打てば響く瞬発力で、転入後は負けらしい負けがない。JRA時代は徹底したスプリント路線を歩んでいた馬が、千八も軽々こなす距離万能型へ変身している。時計勝負にも対応OKのセンスの良さ。高いレベルで時計が安定したことからも本格化がわかるだろう。大事に使われながら充実一途。手堅い末脚に不発はない。 プラチナメーンは戦績どおりなら楽勝も計算できる実績を誇る。1000万で2着が実に4度。その勝ち馬がGU3着のボランタス、GV3着クリールパッションなどで、ますます中身の濃さが伝わってくる。初コースの大井コースなら確実性を求めてハナを選択か。いずれにしても同型不在で展開の利も加わる。 グレイトセイヴィアの前走は重賞馬がゾロゾロいた相手としても不甲斐ない結果。ハナ切った馬の大逃げとなったが、ペースそのものは平均で、各馬がけん制し合って典型的な瞬発力勝負となった。それでもまったくの不発なら鞍上との相性の悪さと割り切っていい。戸崎騎手の大井コースに限定すれば(9221)で負けても0秒5差以内。3度の惨敗がすべて乗り替わりでは一気にトーンダウン。 イタリアンレッドは1年以上のブランクを確実に取り戻している。叩き2戦目から徹底して交流戦に絞って4、3、2、3着。園田、笠松、高知で地方ダート適性を示して、千八まで克服のスタミナも裏付けられた。底をみせない上がり馬は理想的なパワー重視の馬場になって怖さが出る。 時計を追及されるとどこか頼りないボストンフラッグは、今開催の馬場ならチャンスが回った。実質B2レベルだった前走は明らかに相手に恵まれたが、前々走2着は後の牝馬重賞2着ラインジュエル。3着馬に0秒7差が絶対能力の差で、逃げにこだわりのない先行型は流れに乗るとしぶといということ。スタートを決めて完全燃焼。 4日目にマケテタマルカが快勝でアオイハルの大駆けムード。時計短縮に苦労してきたジリ脚だったが、前走は時計のかかる馬場で1分54秒1の好時計勝ち。さらに最速上がりで大井最速の持ち時計となった勢いを考慮すれば騎手の甘さは無視できる。内々で折り合って混戦を待つ。
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