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3R4R
5R6R
7R8R
9R10R
11R12R

 

11R馬単BOX3、12、1

フォーメーション3連単3、12、1→3、12、1、13→

3、12、1、13、4、8 (36点)

フォーメーション3連複3−12、1−

12、1、13、4、8、11 (9点)

今年のJRA勢は強力な布陣となった。バーディを筆頭に砂巧者揃い。大将格のバーディ、路線変更のコスモ、得意の砂に戻ればトーセンも侮れない。馬体減が止まらぬミラクルは割り引きが必要でも、意外性のプレは無視できない。

バーディバーディの強さは二千でも持続するのか。見た目と全姉の実績からどうしても割り引いて見てしまう。まずは前走の回覧。実際は落馬したカラ馬がハナを切る形だったが、同日1600万と5ハロン通過がまったく同タイム。それでいて勝ち時計が0秒6下回ったのがひとつ目の気に入らないところ。この時期の重賞資格は1600万と同等の時計は必要だろう。追い出しを直線半ばまで我慢。持ったままで先頭に立つほどの手ごたえで最後のラップが13秒0なら、見た目ほど数字そのものに凄みはない。スタミナが要求されてサバイバル必至の大井外二千で血統的な不安を残した。全姉マイスイートホームが短距離に良績を残しているということ。見た目も切れ味勝負が理想のすっきりした馬体でますます魅力が薄れていく。今開催の馬場は時計の出やすいことが唯一の救い。

プレファシオの前走は同日古馬1000万に0秒2差劣っただけ。前々走の芝は論外として、3走前は2着に0秒3差。着順ほど崩れてない安定感が砂巧者の裏付けとなっている。振り返れば強敵相手に接戦の連続。デビュー勝ちの素質馬とすればムラ駆け傾向で評価低いが、実績的には一線級並みの記録がある。デビュー勝ち直後、バーディバーディ(キャリア3戦目)に最速上がりから0秒4差が決定的な内容。あきらめ切れない芝挑戦でなかなかリズムに乗れないが、直線長い大井外コースは理想的な条件であることは間違いない。母はJRAGV(1318)のチアズメッセージ。血統的な裏付けもある。

ミラクルレジェンドは牝馬という概念を捨てた方がいい。牡馬相手に蹴散らしてきたこれまでの実績が、牝馬離れのパワー、スピードを兼ね備えた自在型の完成形を示している。前走はバーディと接戦の記録があるソリタリーキングを一蹴。相手は太め残りとはいえ、現実に軽々先着。上がりメンバーNO2の馬に上がり時計だけで0秒5差も上回った最速上がりなら、着差以上にスケールの大きさを感じさせる。4角でスムーズに外へ出せたとしても前走は見事な直一気は大井外コースで再現が浮かぶのも当然。最大の焦点は止まらぬ馬体減か。デビュー時は440キロ。最低でも10キロは戻したい。

今年は芝帰りの馬に色気十分。すでにクラシック前から芝適性の低さがはっきりしていたトーセンアレス。思い出作りのクラシック挑戦から改めて負けても0秒3差の(3001)のダート路線に戻って次元の違うパワーの復活。コスモファントムトーセンより芝適性あったが、GV連続2着の勝ち切れなかった勝負弱さと34秒台が限界な瞬発力が最後まで響いていた。デビュー3戦目までダートで3、3、1着。実績でバーディより上回れば、あとは地方ダート適性だけ。

バトードールは完全な力負けの前走でイメージが悪いが、カラ馬の存在でレースがしにくかったことも確か。世代トップレベルのひとつ、ヒヤシンスSでバーディと同タイム3着だったエアウルフを差し切った実績があれば無視できない。