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16→8、6、12、11、1 8→16、6、12、11、1 16→8→6、12、11、1、14、2 16→6、12、11、1→8 8→6、12、11、1 (36点) 16、8−16、8、6− 6、12、11、1、14、2 (16点) 枠順が決まるまでブリーズの勝ち方だけに興味があったが、重賞に出走経験馬やオープン特別で勝ち負けしてきた古馬相手に大外枠を引いて少なくても圧勝のイメージはできなくなった。テンへの負担から単純な時計比較で計算が不可能になる難しさ。抜群の速さといってもこれまで馬任せでハナ。番手が利かなかった前々走が頭をよぎると評価が揺れ始める。いずれにしても超ハイペース。1分11秒前後。 ブリーズフレイバーが重賞制覇の足がかりとしてA級古馬相手に絶対スピードの違いをみせつける。とにかく破格の時計を連発。番手と距離に戸惑いがあった3走前でも水準をはるかに上回る時計で2着だった。4走前の2秒以上もち切った相手が前開催のB2交流2着で改めて重賞級の能力が計算できるだろう。常に5ハロン58秒台の超ハイペースで持ったままの逃げ切り勝ちが次元の違うスプリンターに完成された証。抜群のスタートセンスとテンのスピードなら外枠でもハナにこだわるはず。絡んできた馬は4角まで耐えられることのできないラップを刻んでいく。厳しい条件を突破すれば古馬重賞勝ちが視界に入ってくる韋駄天。極端な結果を覚悟して狙う。 ルクレルクは重賞で力不足がはっきりしたが、それでもB級を一気に卒業。オープン特別快勝でオープン予備軍としての地力はうかがえた。千六で掛かるぐらいの気性の激しさ。大井千二(2001)は負けても0秒3差という得意の条件。3歳夏〜秋にかけての実績なら大幅なスピード、パワーアップで1分12秒前後は確実に走れるだろう。ひと叩きで理想的なローテーション。 千二のスペシャリスト、ヤサカファインはレベルが上がれば上がるほど持ち前の瞬発力が生きてくる。前走の1分12秒4は36秒6の脚を使っても届かなかっただけに勝ち馬を褒めるべきだろう。以前より置かれなくなって不発なしの気力充実ぶり。春当時より時計が出やすく、差しが利く馬場状態。軽く1分11秒台に突入可能だ。 スーパーヴィグラスは少しずつだがスタミナ強化がうかがえる。本質千四までなら統一Gでも掲示板確保可能な典型的なスプリンター。それでも気持ち長めの前走は2着と0秒7差なら着順ほど悪くない。超ハイレベルのレース経験そのものが大きな財産となる。欲を出して距離不適な前々走の千六を使ったことでリズムが狂いかけているだけにここは踏ん張りどころ。 ハナにこだわるしかないケイアイジンジンは同型が重賞級のブリーズになって策がない。デビュー3戦目で地方ダート適性の高さを示していたペルルノワールは転入の刺激待ち。前々走まで13戦連続で負けても0秒8差に南関東もうひと花のイメージが浮かぶ。ナイアガラはさすがに絶好調時より衰えが隠せないが、前々走の目黒記念0秒8差で地方ダートに替わって一変の可能性を秘めている。
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