６−９、８、５、11

６→９、８、５→

９、８、５、11　(９点)

６−９、８、５−

９、８、５、11、４、７　(12点)

ごく普通の流れでは４角で中団より前々の位置取りが最低条件。内コースでは特に直一気が不発に終わる馬場状態ならば、器用さと持ち時計重視でケイアイは不動の主役。同型どころか、先行馬さえ不在な相手は展開の利も強調点。

ケイアイゲンプの成長は止まらない。ＪＲＡ時代は負けても１秒差以内。デビュー４、２、３、１着で勝ち上がった叩き良化型は、500万でも３、４着なら納得の３連勝だろう。千四から千八までこなす距離万能で展開にも左右されない自在性が強み。大井千六は遅くても１分42秒後半。ごく普通に勝ち方が焦点になる相手関係。

スーパーパワーは個性派の追い込み馬として完成された。致命的なズブさで好走と凡走が紙一重だが、これまで不安定だったＢ２で連続好走が地力強化の表れ。転入後、１秒以上惨敗はいずれも道悪競馬で評価が難しくなるが、前走の３着馬グラストップガンは大井記念３着の上がり馬で０秒３差なら胸を張って自己条件に戻れる。

やはりホッコーマサルは壁にぶち当たっている。数字以上にすっきり映る馬体は、昨年とほぼ同じで身体の成長が今ひとつ。パワー不足がそのままレースに直結すれば、得意の距離に戻っても前々走以上のパフォーマンスが微妙になる。以前よりテンションが上がって精神面にも甘さ。八方ふさがり。

昨年をピークに一進一退のブートキャンプは暖かくなってさらなる上積みがあるかどうか。ベストの距離に戻ってナッシュ。マクりにくい馬場でユキガフルは前２走より割り引いた。ザシークレットはＪＲＡ時代に初勝利から３連勝で1000万勝ちの実績。平凡な試験から変わり身がすべて。