1→16、11、13、4、17→ 16、11、13、4、17、14、3、18 (35点) 世代交代の時期にさしかかっているとしても、オープン特別級のレベルの低さが否めない。ごく普通に捌けばスプリングサンダーでも十分に太刀打ちできる相手だ。前走は後方で行きたがるのをなだめてブン回しから直一気。連続1分21秒台の時計と距離適性の高さを含めて主役の1頭だが、重賞でへぐりの連続の鞍上がどうにも強烈な減点材料になっている。人気馬に乗るとなぜか消極策。逃げるしかない馬を控えたり、超スローの流れを1番人気馬で後方待機などボロボロだった先週が不振の表れ。内々でじっくり我慢できるのが人気薄になった際だけの乗り方ならば、前走と同じような乗り方になって届かないレースになるのが簡単にイメージできる。超スローになって内々で閉じ込められるぐらいが丁度いい。 残らなければならないラップを刻んで最後失速したクロワラモー程度の逃げならばカレンチャンにとって組みやすい相手。徹底した千二志向で微妙な距離延長だが、前走の強さは今までにない強さだったことを強調したい。完璧な正攻法の勝ちパターン。早めに抜け出して残り150で流すレース内容に成長期を迎えた4歳馬の底力が示されている。実績的にも重賞級の成績を残してきた。通算(4211)。8着となって馬券を外した千四のフィリーズRでさえ、着差はわずか0秒4差なら距離の壁はそれほど考えなくていい。4歳馬の中で一番の勢い。再び絶好枠を引いて前走の再現を狙う。 アンシェルブルーは前走の乗り方が悪すぎても5着がいい経験になる。まったく折り合えない気性難で2着に0秒5差。ひと息後で牡馬混合、超ハイペースだったことを考慮すれば、叩いて牝馬限定。スローが確定的なら色気が出る。 勝ち馬に一気にマクられても最後ひと伸びして33秒台の脚を使ったアイアムマリリンは予想以上に力をつけている。外差し馬場で内を通って0秒4差だったサングレアズールは不良馬場に近い馬場になれば主役として扱える。中距離馬として確立しているプロヴィナージュが久しぶりの短距離戦で評価を下げた。
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