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東京裏読み

関東
1R
2R
3R4R
5R6R
11R

関西
11R

ローカル
11R

 

東京11R

3連単フォーメーション1、4→1、4、5、13、16→

1、4、5、13、16、14、17 (40点)

3連複フォーメーション1、4−1、4、5、13−

5、13、16、14、17、10 (24点)

グランプリボスはもう少しまともな騎手に頼めなかったのか。超スローペースをまったく把握してない乗り方で不可解な必要以上の消極策。一番のスタートの良さながら3角すぎまで鞍上が立つほど無理やり抑える愚策で自滅。1番人気の馬が動かなければ後続の馬も動かず、自身33秒8の末脚でも届かないほど楽な前残りを生み出してしまっている。前々走は距離が敗因とはっきりしているが、これだけリズムの悪いローテーションになると2歳王者の威厳は感じられなくなる。朝日杯勝ちでも意外にスプリンター色が強い可能性も否めない。再び外国人騎手を配して正念場を迎えた。

コティリオンはどれだけツキがないのか。暮れの重賞は直線でごちゃついて隣の馬にぶつかりながらの0秒1差。3走前は早仕掛けの大マクりで並ばれて直線半ばに失速する自滅レース。前々走は考えられない向正で約15馬身も後方待機の鞍上のペース音痴ぶり。前走は直線入口で前が壁になってなかなか追えない致命的なロスがあった。デビュー2戦目、ナカヤマナイトの2着は東京千六でこの条件はすでに経験済み。これだけ徹底して瞬発力勝負で教育し続ければ、ここでも腹をくくって直線勝負に賭けるだけ。

アイヴィーリーグの強さは底知れない。デビュー戦は仕掛けを我慢して抜群の伸びでも、いくらかフラつき気味の走りに懸念材料は残っていた。その若さ残すキャリア1戦だけの馬が前走で見事な上昇度を披露。同日ニュージーランドTとほぼ同じラップを刻んですべて11秒台の上がり時計は重賞を上回っている。4、6着馬が次走500万勝ち。2、5着馬が次走500万で馬券に絡んだ結果にもレースレベルの高さが表れている。イメージどおりに東京コース替わりはプラスに働く。

エーシンジャッカルは2歳時とイメージが違う。確かにデビュー勝ちのエリートだが、これほど切れのある瞬発力だったか。前々走はほぼ同じ馬場差で翌週の1600万の3着馬に0秒3差に相当する時計を最速上がりのおまけ付きという成長ぶり。久しぶりの重賞挑戦だった前走がメンバーNo2の上がり時計なら、切れ味の鋭さは本物。朝日杯1、2着馬、共同通信杯3着馬、若葉S3着馬に先着で上がり時計も上回っている。

リアルインパクトの前走は休み明けの試走と納得する。スタート直後から行きたがる仕草。超スローペースになってテン乗りの鞍上と噛み合わなかったのも事実だろう。たった1戦だけでグランプリボスに2戦連続0秒1差だった2歳時のイメージは崩せない。前走も細くはなかったが、馬対回復が理想的。

ヘニーハウンドは確かに強い。大出遅れから少しずつ追い上げて4角3馬身差。力でネジ伏せた内容は時計以上の評価が可能だが、それでも前走が千六〜二千からのステップが好走条件になっている近年の傾向が大きな障害になってくる。スピードだけで押し切れず、ある程度のスタミナが求められる東京千六。コース慣れしてない鞍上もまだまだ手探りか。

追い切り好感のマイネルラクリマは休み明けでも軽視できない。重賞3戦でいずれも0秒6差以内。前々走は2着馬と同タイム、前走は4角前から手ごたえ悪くても坂を昇りきってからひと伸びに底力を感じさせていた。仕上がり注目。

アドマイヤサガスは2歳時の勢いを失っているが、条件が合わなかったのも事実。前々走は距離の壁、前走は直線入口で3着馬に前をカットされてブレーキをかけた時点でレースをあきらめた内容ならば悲観することはない。デイリー杯でレーヴディソールに0秒2差。