13、12、16、7、5 13、12→16、7、5、4、15 (30点) 13、16→7、5、4 (18点) 16、12−16、12、13、7− 13、7、5、4、15、9 (24点) オークス、秋華賞は意外に距離のごまかしが利く。古馬になって千六限定のローテーションとなっているマイラーのアパパネにとって千八は楽な条件ではない。ブエナビスタと接戦の切れ味でも、二千二百になるとメイショウベルーガ程度に直一気を食らうことが距離の壁そのもの。牝馬限定戦に限られた重賞好走馬程度に負けることは許されないが、休み明けの57キロで割り引く必要が出ている。チューリップ賞2着、ローズS4着、マイラーズC4着などひと息入ったレースでことごとく人気の裏切り。間違いなく叩き良化型で、自身初となる57キロは決定的なマイナス材料。 アパパネを上回るなら、負けぬ瞬発力と距離適性の高さ。イタリアンレッドは千八(2023)。キャリア4戦目の初重賞挑戦だったローズSを除けば、常に展開ひとつのレースぶり。使うごとに逞しくなって前々走でついに重賞制覇。前走はレコード勝ちというおまけ付きで改めて本格化を裏付けた。何より55キロを背負って貫禄勝ちで、胸を張ってGUに挑戦。ここ凡走なら単なる小回り巧者。 レディアルバローザはどんな強敵、弱敵でも相手なりだったが、乗り替わりでイメージが変わりそう。前走はいかにも消極的すぎた。東京は負けて0秒4差という(0211)。3走前はアパパネに0秒1差。距離適性、斤量、ステップを考慮すれば計算上、ごく普通に逆転が可能になる。鞍上の腕の見せどころ。 ハナか、外から被されない位置取りが可能になったオウケンサクラは見限れない。楽にハナを切れてもスタート直後に10秒台連発の大暴走だった前々走や、中途半端な仕掛けで単に回ってきただけの前走など鞍上との相性も最悪に近かったことが最大の敗因。中間、これだけびっしり追えばスランプ脱出のきっかけはつかめたはず。 アニメイトバイオは見た目以上にパワフルで、現実に重賞で連続3着。いずれも差し有利といえぬ流れを力業で0秒3、0秒2差。斤量と牝馬の差を感じさせた3走前がいい経験になって、同じ条件でリベンジ戦か。細く映った馬体で良績集中。 フミノイマージンはようやく波に乗りかけたところで休養入りがどうにも引っ掛かる。千八(2112)や重賞実績も申し分ないが、慣れない関東輸送と実績のない東京で取捨に迷い。 前走が前々走より調子落ちに映ったコロンバスサークルはひとまず気配優先。ズブさが致命傷になってきたブロードストリートは強調材料が浮かばない。行くしかないトゥニーポートが大外枠を引いて人気の盲点か。東京千八は悪くない。
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