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13−15、14、17、5、12、11 13、15→14、17、5、12、11 (30点) 13、14→17、5、12 (18点) 13、15−13、15、14、17− 14、17、5、12、11、3 (24点) 北から東から有力馬が集まって目移りするが、休み明けのエイシンキンチェムの底力を信頼する。前2走ともに着差以上に強さを感じさせたレースぶり。前々走はムチなしで残り150から流す大楽勝。前走は4角前に一気のマクりで勝負を決めた横綱相撲が完成度の高さ、器の違いを示している。確かに相手に恵まれたことは否めないが、際立つ馬体と弾けるような瞬発力。さらに完璧な好位差しなど、着差以上に光るスピードとパワーとレースセンスの良さだろう。キャリア2戦で距離も経験済み。乗り込み十分の中間から重賞でも足踏みは考えられない。 ビウイッチアスは貫禄の2連勝中。なるほど振り返ればデビュー戦は直線入口で少し前が壁になって仕掛けが遅れたことが最後まで響いた結果。前々走は無理に控えても折り合える自在性をアピールしてそのまま楽に押し切った。前走は1馬人気馬を外からフタをして封じ込めてムチなし楽勝など、随所にセンスの良さを前面に出してきたエリート馬。小柄で長距離輸送をクリアすれば、重賞勝ちが計算できるスピード、パワーを兼ね備えている。 ファインチョイスにはいくつかの不安を抱える。前走は前日の未勝利より0秒4だけ上回った勝ち時計がまず不満。ほぼ同じ馬場差にもかかわらず、未勝利は上がりレースラップに11秒台が2つで、重賞が11秒台ゼロではいかにも物足りない。ムチなしで大楽勝ならある程度割り引けるが、千四で極限の時計勝負がどう出るか。見た目からスプリンター色の強いスピード型のイメージが強く、距離の壁に当たることも十分に考えられる。 アイムユアーズの前走はスタートミスと行きっぷり悪化でリズムが狂った。それでも4角前に馬任せの一気のマクりで勝ちを意識できたが、勝ち馬はさらに上回る瞬発力で快勝なら相手が悪かったと納得したい。勝ち馬並みの瞬発力が能力の片鱗で絶対的な能力差はないが、日本の馬場に戸惑いを隠せない鞍上配置でファインより評価を下げた。 小柄を超して成長途上と映った馬体でも、実戦ではド迫力の破壊力でデビュー勝ちしたタガノミュルザンヌは相当な器だろう。外から被されぬ位置取りも奏功。ギリギリ折り合う行きっぷりの良さから追ってからの瞬発力は数字以上に迫力があった。距離と直線坂コースをすでに経験済み。重賞経験馬相手でも胸を張っ |